おまえのオールをまかせるな
選挙についてかいてみたい。でも、どこからかけばいいだろう、、、?
ずっとわたしは、政治について話し合わない風潮に疑問を抱いてきた。投票率が低いことについても。
せっかく投票権があるのにって。その1票が生活に直結するのにって。
昔はあたりまえに国民全員に投票権があったわけではない。きっと血のにじむような努力の結果、わたしたちの手には1票がある。
“その船を漕いでゆけ おまえの手で漕いでゆけ
おまえが消えて喜ぶ者に おまえのオールをまかせるな”
中島みゆきさん作詞作曲・TOKIOさんの「宙船」がふと頭をよぎる。(歌詞の解釈はちがうのかもしれないけれど💦)
わたしは結構、政治についてよく話す環境で育ったとおもう。こっちの政党はこうらしいとか、あっちの政党はこうらしいとか。考えを押しつけるのではなくて、一緒に考える。そんな、大人たちの日常的に話し合う背中を、子供の頃から見てきた。
だからたぶん、わたしは投票に対するハードルが低かったのだとおもう。恵まれた環境だったとおもう。
わたしが20歳になって、はじめての選挙前、「これってどういうこと?」と聞けば、人生の先輩たちはいろいろなことを教えてくれた。政策を全て理解できたわけでは断じてないけれど、新しく知っていくことがおもしろいとおもえた。大人の一員になったことを実感した。
でも、同世代の友人はちがった。その話題は避けたいみたいだった。考えを押しつけたりしないのにな、、、。政治の話のしづらさを痛感した。
わたしが難しく考えなさすぎなのだろうか、、、?
先日テレビで見た、ノルウェーでの選挙活動。街に「選挙小屋」という屋台のような小屋があって、その前に各議員が立っていて、小さな子供たちが質問をしにいく。宿題の一環らしいけど、ご褒美にお菓子ももらえて、みんな大喜び♡でも、シンプルで核心をついた質問をしていて、おもわず固唾をのんだ。もちろん、議員さんもわかりやすく説明してくれるのだけど。
日本もこんなフランクに話し合えたらいいのにな!
今回、選挙について関心が高まっていていいなとおもう。ネットには、自分の考えに近い政党診断や、各政党の比較の表、議員さんのTwitterなどなど、、、たくさんの情報がある。年々こういった、選挙をわかりやすくしようという工夫が感じられてありがたい。
わたしの1票は、清き1票だと信じているから、ちゃんと考えて投票したい。
\よりよい世の中になりますように/
真緒