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まよんの日本語教師エッセイ⑤/日本語教師で後悔していること

みなさん、こんにちは🌝
日本語教師の情報発信教案などを作成しているMayon🌙といいます。
下記の記事で簡単に自己紹介してます。

📝この記事について

・日本語学校で常勤・非常勤として働いていたときの経験談・体験談を日本語教師エッセイシリーズで連載していく予定です。
・嬉しかったこと、楽しかったこと、悲しかったこと、後悔していること、大変だったことなど短めも長めの話も書いていきます!

🫠後悔していること🫠

この前、整理整頓していたらアルバムを見つけました。
ブラック日本語学校で働いていたときに作った卒業アルバムです。
このときは常勤で毎日せっせと働いていました。初めての勤務先で日々一生懸命でガムシャラだったのを思い出します。

このアルバムを見ていると、苦しくなります。

この頃の私は新人で力もなく、自分に自信がありませんでした。
私は大学生のときアルバイトで焼肉屋で働いていたのですが、自分は他の人と連携がうまくいかなくてミスばっかりしていました。
失敗ばかりの経験から自分は社会不適合者なんじゃないのか?と思いがあったので、自分は他の人と働くことが難しいんじゃないかと心の中で常に思っていました。

そういう経緯からブラック日本語学校では先輩や上司、周りの人に顔色ばかり伺ってました。同期はいましたが、互いにライバル視をしていたので始めはあまり話していませんでした。

そんな思いを抱えながら、日々業務をこなしていました。
そんな中、魔の卒業式が近づいてきました。今年もこの時期がきてしまったのかと…!!
卒業アルバムを作る作業が地味に時間がかかるんですよ…。
卒業シーズンは他にもやらなければならないことが起きるので、残業は当たり前。
サービス残業ですよ…。

今思い返して言いたいことは…!!
あの作業は業者に頼んだほうが絶対にいいです!!
費用はかかりますけど、他のことに集中できるので教師は残業しなくて済むし、他の先生の迷惑になりませんから!!
それか、作らないということも視野にいれといたほうがいいですよ。
何でもかんでもやればいいってもんじゃありません。

ゲホゲホ…すみません…つい力が入って、愚痴を言ってしまいました。話を戻しますが…。

当時は常勤だったのもあり、しかもこのブラック日本語学校は小さい学校だったので、自分たちでやらなければならないという現実…
コピーして、それを冊子にするという超アナログ作業…信じられます?
上司に無駄遣いができないと言われたので、どこかの業者に頼むことができないというつらい現実…

しかも、この頃の学校は荒れていました。
私は若くて発言力もありませんでした。
常勤だったので、学校運営には直接関わっていましたが、学校の根本的な問題を解決できるほどの力はなかったです。

常勤だと、どうしても学生には厳しく接しなければなりません。
学生たちの相談事を要領よく解決できなかったし、うまく対応できなかったことなんて日常茶飯事。
心の余裕はありませんでした。

たぶん、私は常勤というプレッシャーのせいか、毎日鬼のように怒り狂っていたので、学生からは信頼されていなかったと思います。

当時を振り返ると、誰だってすべて学生の問題を完璧に対応できるわけがないと理解できます。
しかも、私は20代で社会経験が浅かったので、できることは限られていたと思います。

ただ、あの頃を思い出すと、もっと何かできなかったのかな…
もっと力になれなかったかな…
悩み事や進路のこと、日常のこと、ささいなことでも、もっと学生に寄り添って学生側の立場になっていたら…
親身にやさしく話を聞いていたら…
学生との関係性が変わっていたのかもしれない…

そんな後悔ばかりしています。
自分を追い詰めて、胸がきゅとなります。
悲しくて、つらい。
さらに悔しくなって、ぐちゃぐちゃな気持ちになって、感傷的になる。
その繰り返しです。

でも、そんな思いをしたからこそ、次の学校で非常勤で勤務したときに新しい学生に対して色んな対応ができるようになった…と思っています。
メリハリは必須だと思うので、厳しくしなければならないことはきちんと対応する。そして、傾聴するように学生目線で話を聞くよう心がけるようにしています。
この苦い経験から自身の視野が広がったと、今は少しだけ前向きになれています。
若い頃の苦い経験って色々ありますよね。

今日は一旦ここで終わります📖
ここまで読んでくださり、本当にありがとうございます!
今日は暗い話でしたが、日本語教師は嫌なことばかりではありません!
達成感を得られることもたくさんあります😊🙌✨
このときの日本語学校のシステムがあまりよくなかったのが悪いんです。
こんな学校滅びてほしいです。滅!!!
もちろん、ホワイトの日本語学校もしっかりあるそうなので、すべての日本語学校がだめだというわけではありません!

色々思い出して、くよくよしていたらよく読むおすすめの本があります👇️

🌙何をやってもうまくいかない…そんなときは…!!!

・小さいことにくよくよするな!/リチャード・カールソンさん

どうにもならないときにこの本を読んで原点に戻る思いで読んでいる本です。
自分では対処できないことってたくさんありますよね。
自身の個々の力って本当に小さいです。
でも、悩むのではなく自分の起きている状況を客観的にとらえることが大事なんだと思います。
この本を読むと、冷静になって気持ちが少し落ち着きます。
シンプルなイラストでマンガなので、とても読みやすくて疲れているときも読みやすいです。


🐲みなさんの体験談コメント大大大募集!

日本語教師で苦い経験やつらかった経験などのコメントを書いて、色んな気持ちを浄化🛕しましょう✨✨
 みなさんの体験談お待ちしております。


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