これまでのこと to これからのこと②

前回の記事で簡単な自己紹介をさせてもらったけど

多くの人に読んでもらえたようで嬉しい限りです。


前回はこれまでのことまで書いたので

これからのことを書こうかと思う。


前回の記事を読んでいない人は是非読んでみて欲しい。

現在働いている認可保育園での示唆は、また別の機会で書かせてもらうとして

自分はやはり障害福祉領域で働くことがとても好きなんだと感じるようになった(保育園で働くのも大好きです)


そこから、僕は今後何をしたいのか、どう関わっていきたいのかを考えた時、

やはり”家族支援”だった。


前職でのリハ科のVISIONを作成するときも

”地域生活支援の最小単位は家族生活支援”と定義していたし

やはり僕の中で最小単位は子どもだけでなく家族なのだ。


じゃあ具体的に何をしていくのかというと

身体障害も知的障害も発達障害も含めた

ペアレントセンター(家族支援センター)を作ろうと思う。


ペアレントセンター(家族支援センター)構想


これまでtwitterやclubhouseでも伝えてきたが

専門家から家族へサービスを提供するというだけでなく

家族に力を与えれるような支援(エンパワメント)や

家族と家族が支え合えるような支援

どれも必要だと思っている。


①働くを支える

 家族が働くことは経済的な理由だけでなく、分人という考え方からも必要だと思っていて

※この記事で分人について書いています

 そのための支援として

 ①保育園、②児童発達支援、③放課後デイ、④生活介護

といった、児童福祉や障害福祉サービスの事業所を作ろうと思う。


②家族の時間を支える

 短期入所事業を行ってきた中で、最初の利用の理由に多かったのが

きょうだい児の行事に参加したいがあった

他にも夫婦の時間でもいいし

家族みんなで旅行でもいいと思う。

あと少し前にtwitterにトレンドで上がってた

#今日は母親休みます

も大事。


そんな家族の時間の支援として

①短期入所事業(レスパイト)や②訪問看護やベビシッターなどの派遣事業

を行っていきたい。


つい先日のclubhouseで医療的ケア児専門で看護師の方が行っているベビシッターがあることを知った。

そこでは預かるだけでなく、外出なども支援してくれるらしい(たしか。。)


僕が以前住んでいた福岡市では、

福岡市の子育て支援事業として天神(福岡市の一番大きな街)に

一時預かり室があり一時間500円程度で預かってくれる場所があり

そこに預けて、ママは美容室に行ったりお茶したりができる制度がある

(ここは家族で来ても楽しい場所でした)


医療的ケアがあったり、障害があることでこういった支援も受けにくかったりするが

いろんな時間を難しくしていることへ専門職が関わることで

家族の時間を作っていきたい。


③メンタルケア

分人の記事でも書いたように

様々な理由で家族は精神的に追い詰められる時がある。

メンタルケアは、短期入所事業を行っているときもこの理由で使ってもらうことも多くあった。

それだけでなく、①カウンセリングや②ピアサポートなど

家族のメンタルケアの場は足りていないと思う。


④知りたいを支える

障害福祉あるあるで、必要な情報がどこに聞けばいいのかわからない や

地域によって様々 など情報を取るのも苦労がいる。

そして、その欲しい情報はかなり多種多様でオーダーメイド状態

なら、欲しい情報を聞いて、必要な情報をオーダーメイドで提供できる①相談窓口があればいいんじゃないだろうか

また、地域の情報格差など解消するための働きもしていきたい。

そうした行政や専門的な情報だけでなく、生きた情報も必要なんじゃないかとよく思う。

医ケア児家族のライフハック的な情報はtwitterでも見かけるが

こうした情報も大切だと思う。


経験をシェアして、これまでの頑張りを次の世代へ託す

子どもが成長するにつれステージが変わるたびに他の悩みが生まれてくる

(保育園問題から小学校通学問題へシフトするなど)

家族はそのステージ毎に悩みや経験が蓄積されていくが、

ステージが変わると、思い出として残されることが多いのではないのだろうか。


でも、実はその経験は今欲しい家族がいるかもしれないし

その経験を継承することで、社会問題が解決するかもしれない。


いろんな悩みが経験が良い方向に向かわずにモヤモヤした思い出も

経験がシェアされることで活かされたり解決に向かえば救われることもあるのではないのだろうか。


現在、発達障害領域ではペアレントメンターやピアサポートのような

家族が家族を支える仕組みは確立されてきているが

医療的ケアなどでのペアレントメンター制度は聞いたことがない。(これには恐らくケア(医療)が関わるためだと思うが)


医療的ケア児は医療的ケアだけが困りごとではないし

育児の悩みもたくさんある。

その悩みに向き合った経験が他の誰かを救うことにつながるかもしれない。

もしくは、悩みを一番近いところで共感できるかもしれない。


そんな家族が家族を支える支援として

②ピアサポートや③ペアレントメンターなどのコミュニティ運営をしたいと思う。



これが僕の考える家族支援の形だ。

書き出してみると大層な風呂敷を広げてしまったように感じるが、

これを一個ずつでも実現させたいと思う。


法人格をとったり、ビジネスモデルを考えたりと色々やることが多いし

まずこういうことを一からの立ち上げは初めてなのでわからないことも多いので

いろんな人の力を頼りながら進めていこうと思う。


もし興味を持ってくれる人がいれば一緒に走ってくれる人も見つけたい。


これが僕のこれからのこと。





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