【アドベントカレンダー】出会いと学びの2年間〜GSCで出会った人達〜
はじめに
2024GSCアドベントカレンダー初参加!
青学GSC2年の高橋です。
「2024GSCアドベントカレンダー」
こちらは古橋研究室とエリックゼミなど
有志の学生・教員が普段何を考えているのかを
見える化して、後輩や違うゼミの学生と共に
共有・共感する試み(と私は理解しています)。
「普段のゼミ活動、学生・教員として思うことなど、
青山学院大学地球社会共生学部に関連する話題
であれば何でもOK」
との事なので、今回は
「出会いと学びの2年間」
と題して、GSCで出会った人達をテーマに
私がその人とどう出会い、何を共にし、
何を学んだのかについて共有したいと思います。
少々長くなるので、下の目次から
気になるパートだけでも読んで貰えたら幸いです。
出会いと学びの2年間
1、三神先生・井上さんとlogueのみなさん
私が三神先生や井上さんと出会ったのは1年生の春。
「三神アドグル」に参加したことがきっかけでした。
三神アドグルとは、
「コーヒー」をテーマに集った仲間と、
コーヒーの勉強をしたり一緒に語り合ったりする
アドバイザーグループです。
主な活動は、山梨県上野原市にある
障害福祉をテーマにしたカフェ「logue」で、
そこで行われるイベントの手伝いをしたり、
コーヒーや障害福祉、地域や子供などについて
学んだり考えたり、深めあったりすることです。
三神先生は、
CEC(シビックエンゲージメントセンター)の
職員で、三神アドグルのアドバイザーとして
私たちに様々な機会を与えてくれた先生であり、
私がこのGSCに入ってから出会った方の中で、
最も多くを学ばせてもらった人の1人です。
先生は私たちにとにかく何でもやらせてくれました。
やりたいと思ったイベントでの企画や、
CEC主催のボランティアフォーラムへの参加。
アドグルがきっかけで立ち上げたサークルへの
動画作成依頼を持ってきてくださったり、
自身の写真展の企画や準備に携わらせてくれたりもしました。
先生がくれた機会のお陰で、私や仲間は
普通では得られない経験を得ることができ、
大きく成長できたと感じています。
井上さんは、
お世話になっている上野原市のカフェ「logue」の
経営者さんで、私たち学生に「つながり」や
一人一人がもつ「物語」の大切さなど、
障害福祉や地域と言った枠組みを
超えた学びを与えてくれた、
やはり最も多く学ばせてもらった人の1人です。
井上さんは私たち学生を一人の個人として信頼し、
色んなことを任せてくれました。
それまで「生徒」や「学生」としてどこか子供扱い
されて来た私は、初めて大人に認められ、
何かを任せて貰えたことが嬉しかったのを
よく覚えています。
やりたいことを支えてくれる、応援してくれる。
でも決してレール敷いてくる訳ではない。
だから私たちは自分で考えたし、
学ぶことができたし、こんなに楽しかったと
振り返ることができるんだと思います。
三神先生と井上さんがくれた学びは、
私の今を形作る大きな財産になったと感じています。
また、logueで出会った様々な人たち、
映画監督やラーメン屋さん、アーティストさんに
けん玉マスター、そして地域の人達や子供たち。
彼との一つ一つの出会いが
今の自分を形成している実感が強くあり、
出会えてよかったと心から思える人達でした。
三神アドグルの活動は、これからも続きます。
来年は、再来年は、その後はどんな出会いが
待っているのか。
私はその人たちと、あるいはその人たちの為に
何ができるのか。
楽しみで仕方ありません。
2、友達→仲間
私にとって彼らは、
「友達」より「仲間」の方が近い気がします。
彼らとはそれぞれ出会いや思い出があり、
一つ一つ書いていてはキリがないほど多く、
ありきたりだけど複雑なものばかりです。
1年生の秋、初の相模原祭で右も左も分からぬまま
初参加で個人出店をしました。
メンバーはGSC1年生が40人超と、
マレーシアから来た留学生3人。
マレーシアの郷土料理「ミーゴレン」を屋台で
販売し、マレーシア文化や味を伝える企画でした。
企画や準備で手伝ってくれた仲間には、
今も感謝でいっぱいです。
時にはぶつかったり、予想外のことや
上手くいかないこともあったけれど、
それでも今も離れず居てくれる彼らは、
私にとっては友達と言うより「仲間」なのです。
2年生の春、初めてサークルを立ち上げました。
動画作成愛好会「YOROZU」は、
最初は定員20名ギリギリのサークルで、
理念上あえて定期活動や目標、軸を決めなかった
こともあり、最初は活動もままなりませんでした。
しかし、仲間の企画やアドグルでの繋がりの
おかげで、活動らしい活動がいくつかでき、
発足からもうすぐ1年が経とうとしています。
アーティストさんのボランティア活動や、
高校生向けの教育イベントの企画、
CECからの動画作成依頼や、留学中のSNS投稿
と言った様々な活動をやってこれたのは、
仲間が付いてきてくれたおかげです。
まだまだ改善する点はたくさんあるし、
これから規模を拡大するにあたって、
変えなければならない部分も多いと思いますが、
仲間が一緒なら大丈夫と思えることが、
自分の挑戦心や夢を広げてくれる原動力になっています。
同じく2年から再始動した、
2つのアドグルでの仲間。
もっと色んなことができたはず。後悔もあります。
でも次はやってやろう!と思い直し、
再び前を向く。そのサイクルを経て、
少しずつできることが増えていく。
これを可能にしているのもやはり、仲間なんだと思います。
たくさんの仲間と、たくさんの共同体。
私がリーダーを務めるものも多い中、
3年生はさらに忙しい日々が待っているはずです。
あえて言うなら、いかに仲間を頼れるかが
この先の自分の課題だと思います。
付いてきてくれる仲間を信じて、
来年からも頑張っていきたいと思っています。
3、株式会社「懐中電灯」さん
株式会社「懐中電灯」の
黒澤さん・生形さんと会ったのは、
三神アドグルでの活動、logueで行われた
「カプセルローグ」というイベントの最中でした。
懐中電灯さんは、
ガチャガチャのカプセルを使ったアート
「カプセルアート」を用いて、
子供たちにサステナビリティや
モノづくりの楽しさを教える活動をしている
会社です。
その日はlogueで子供たちにカプセルアートを
教えるイベントがあり、私は三神アドグルの活動
としてイベントのお手伝いをしていました。
イベント終了後、アーティストの黒澤さんと
共同代表の生形さんのお二人と
お話をさせていただいた際、
近年深刻化しつつあるプラスチックの問題や、
クリエイティビティを伸ばす教育としてのアート、
モノづくり大国日本の将来を支えるという話など、
明るい未来を想像させる美しい活動のお話を聞き、
感銘を受けたのを覚えています。
私がアート×ビジネスに関心があったこともあり、
教育、サステナビリティというテーマが
学生の興味を引くと思った私は、
イベントの手伝いをサークルで
させて欲しいとお願いしました。
お二人は快諾してくださり、以降何度かにわたって
懐中電灯さんのお手伝いをさせてもらっています。
懐中電灯さんから学ぶことは多く、
群馬県にある拠点にお邪魔させていただいた際には、
カプセルの選定や色分け、シール剥がしなどの
アートの裏にある地道な努力を知ることが出来たり、
イベントの際には、小さな子供にも伝わる様に
楽しさやかわいさを織り交ぜる仕組み作りが
非常に大切だということを学べました。
実際に1歩1歩未来を変えるということが
こういうことなんだと体感してわかったのが、
何よりも大きな学びだと個人的には感じています。
4、ネイサン(Nathan)
ネイサンは2年次の英語クラスの先生で、
恐らく私が出会った教員の中で
最も生徒思いの先生の1人です。
2年次英語クラスの初日、
「君たちはこのクラスでは私の生徒だが、
私はこのクラスが終わっても生涯にわたって
君たちの先生として支えたいと思っている」
と言ってくれたのを覚えています。
彼のサポートは本当に手厚く、
英語だけでなく人間関係やサステナビリティ、
人生相談などにも親身に乗ってくれる、
先生の理想像でした。
半期しか一緒にいられなかったのが惜しいですが、
留学から帰国してからも会いに行って、
学んだことを共有したり、相談に乗って貰ったり
しようと思います。
Nathan is a teacher of the second-year English class, and is probably one of the most kind teachers I have ever met.
I remember him saying to me on the first day of the second-year English class,
"You are my students in this class, but even after this class is over, I want to support you as your teacher for the rest of your lives."
His helped us a lot.
Not only did he help us study English, but he also talked us about social issues and gave us some advices on life.
He was the ideal teacher.
It's very sad that we were only able to spend only one semester together, but I will go and see him after I return from studying abroad, and talk about what I learned, and ask for his advice on life again.
5、エリックさんとエリックゼミ
エリックさんを初めて知ったのは高校生の時、
当時から見ているNewsPicksというメディアに
エリックさんが出られていたのを拝見したのが
きっかけでした。
アーティストでSEでコンサルで大学学部長。
一つ一つの経歴はどれも一流で、
語るに眩しすぎるものばかり。
しかし、そんなエリックさんの1番かっこいい所は、
それでも忙しさを理由に何かを諦めることをせず、
どころか常に新しいことを始めているところです。
その姿を思い返せば、
大して忙しくもない私がこんなところで
ぼーっとしている訳にはいかないと、
思うことが出来ます。
自分を奮い立たせることができ、
焦燥にも似たモチベーションが湧くのです。
直接多くを学ぶのは来年以降のゼミになりますが、
その生き方や姿勢、信念から
すでに多くを学ばせてもらっています。
これから更に色んなことを学ぶのが楽しみです。
また、エリックゼミで1年生から自分を
仲間に入れてくださったゼミ生の先輩方や
アドバイザーの皆さんからも、
お陰様で沢山のことを学ばせて貰えました。
1年生一人でゼミに毎週参加しに行くのは、
でしゃばり気味で申し訳なくもありましたが、
図々しくもたくさんの活動に参加させて貰えた
おかげで、他の1・2年生とは
違う学びを得れたと感じています。
だからこそ来年からゼミ長を任される身として、
後輩や学部外の方が来やすいような環境作りを
心がけていきたいと思っています。
まとめ
今回は特にお世話になった方々をまとめましたが、
この他にもお世話になった方は沢山います。
ノートで記事を書き始めたきっかけでもあり、
自分の文章力に自信を持たせてくれた福原先生や、
サークルでのCECの動画作成を依頼してくれた
水谷さん、秋山さん。
アドグルでお世話になった飯村さんや、
留学中良くしてくれたタイの友達。
本当に多くの人との出会いが、学びが
今の自分を形作っています。
まだまだ2年生。
これからの大学生活でどんな出会いが待っているか、
楽しみです。