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とんだマザコン男


人には、それぞれ癖とか習性とかがあると思います。
でも、一生一緒にいなければならない人間同士で、それが生理的に無理な事だった場合、どうしたら良いのでしょうか?

私の癖は、辛い事や悲しい事があり、少しでもゆっくりできる時間があると、抜毛症と皮膚むしり症を発症することです。
これを癖と言うのか分かりませんが、気がつくとやっているようなので、癖とさせていただきました。

抜毛症は、私、剥げるんじゃない!?と思うほど抜いてしまい、その髪の毛を丸めてゲッジ?を作り、ゴミ箱に捨てているのですが、虫かと思った家族に怯えられたりします。
髪質が金髪混じりの茶色がかった感じなので、太めの黒い毛が目立つので、それを見つけては抜く!抜く!を繰り返してしまいます。頭皮ヒリヒリです。

皮膚むしり症の方は、剥きすぎて指先の皮膚から血が出てひょう疽になってしまうほどです。
その状態で家事もするしピアノも弾きます。正直痛いです。
なので、結構な確率で私の指先は血みどろです。よく、ピアノのレッスンの際に、生徒さんに心配されますが、癖なので、頑張っててもどうしてもやめられないのです。

私自身、そんなどうしょうもない癖もあるので、ある程度のことであれば、、、別の人間だし、どこぞの毛が飛び散ろうと、、、

【どこぞの毛!?】の記事です↓

まぁ、仕方がないのかな?って思っています。


でも

これだけは無理だったんです!!


それは、新婚旅行でのことです。

お母さ〜んっ!お母っさ〜ん!お母さ〜〜〜んっ!!

ん!?何!?なに!?
何か聞こえる!

お母さ〜ん!!お母さ〜〜んっ!!!

え!?お母さん!?って言ってる?
トイレから聞こえるけど、どうかしたのかな?

元夫、「おっおっお母さ〜んっ!!」

悶える声がしているし、何かあったのかと思い、私はトイレのドアをノックしました。
「どうしたの!?」

元夫、「入ってるよ」

私、「いや、お母さんって何度も言ってるからさ、何かあったのかと思って」

元夫、「·············」

私、「なんでもないなら大丈夫」そう言って立ち去りました。

元夫、よくあるお尻の病気でして、出口が腫れていて、絞り出すのがとっても痛かったのだと思います。

でも、でも、でもっ!!!

きんもぉ〜い!!!


ほんとキモい!!キモいのなんのって!!

しかもね、結婚して一緒に住むから、それ毎朝聞く羽目なんです。

コーヒーの香り、焼けたパンとスクランブルエッグ、ヨーグルトにフルーツを添えてっと。
あとは、サラダ、とモーニングを用意しながら朝の慌ただしくも優雅なひと時、、、

そこに聞こえる鳥のさえずり、


ではなく!!


元夫、「お母さ〜ん!!お母さ〜んっ!!おかっ!!、、、お母さ〜〜ん!!」

うん!!台無しっ!!


気分も悪いし、「おかっ」で少し静かになったから、今出たんだな、、、とかも分かるので、キモいのなんのって、、、
一人で静かに痛さと向き合ってもらえないのでしょうか?

しばらくすると、私が耐えられなくなり、会社でも同じことをしているはずなので、他人にも迷惑がかかると思い、そのお母さ〜んやめてくれない?と何度も言うようになったのですが、
元夫に「癖だから仕方がない」と言われてしまうので、だんだん私も本気でやめさせたくなって、
私、「気持ち悪いの!踏ん張る度にお母さんお母さん言ってるの気持ち悪いの!!外でも職場でも絶対にやってるよ!トイレの時声を出さないように気を付けて!」と言うと、
元夫、「誰も気にしないよ、〇〇は神経質なんだよ!もっと大らかになってよ!!」〇〇には私の名前が入ります。
と言われ、
私、「生理的に気持ち悪いし、噂されてるって!!大らかとか神経質とかは関係ない!ただただ気持ち悪いからやめてっ!!」

でもね、暖簾に腕押し、糠に釘、、、結局離婚に向けた別居をするまで、毎朝そのきんもぉーい声を聞かされ、休みの日なんて、何度も聞かされました。

踏ん張る時以外でも、困ったことがあると前髪をツンツンむしりながら、お母さ〜ん!!が始まるんです。(元夫は、色々な毛をむしるのが好きらしい)

それは子どもが産まれてからも変わらず、子どもも、なんでパパってトイレでお母さんって言ってるの?といつも疑問に思うようでした。
説明も、大変です。

元夫は、今も6LDKで一人、お母さ〜んと叫びながら、どこぞの毛をむしっていることでしょう。

マジキモいんじゃ!!





新婚旅行の別記事↓


元夫への反撃!!記事です。







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