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子どもの病欠で月の半分しか会社に行けなかった

まずはこの記事を読んでほしい。

多いと感じるだろうか?
子どもが生まれる前の私だったら、多すぎるだろと思っていただろう。
しかし、現実は非情である。

我が家も第二子育休明け、年小と0歳児(0歳11か月入園)の保育園生活と仕事の両立はなかなかハードルが高かった。
うつになった要因の一つでもあると思う。
去年の様子について体験談として残しておこうと思う。


約3週おきに順番に風邪を引く

どちらかが風邪をもらってくると必ずうつってしまう。
一人当たり発症から回復までだいたい1週間前後。
それが毎回二人連続で起きるため、一度風邪をもらってくると、1週間半~2週間半は子供が家にいる。
回復しても3週間程度でまた新たな風邪をもらってくる。

つまり、我が家の場合は
3週おきに1週間半~2週間半、保育園に行けない状況だった。

加えて、我が家は祖父母が遠方に住んでおり、頼ることが困難。
病児保育は市内にはなく、市外の施設も使い勝手が悪かったためほとんど利用せず、夫婦どちらかが休んで対応していた。

半年で消えた夫婦の有休

付与のタイミングに差はあったものの、約半年で夫婦二人30日分の有休が消えた。
子どもがインフルエンザにかかったとき私も感染してしまい、付与されたばかりの有休10日がひと月で飛んだときは絶望した。

有休付与前・使い切った後は欠勤扱いのため、正社員の夫は基本給とボーナスが減る。
私は時給労働だったが、だいたい毎月通常勤務の2/3~半分程度の収入だった。

年度の後半には私がメンタル不調になったため、病児を看病することが困難になり夫が頻繁に休んで対応していた。
ひどいときは、夫の給与が基本給の半分、私も通常勤務の半分程度の収入で家計も苦しかった。

予定が立てられない

いつ風邪を引くか分からないし、コントロールもできない。
仕事の予定や家族の予定、保育園の行事も関係ない。
どの予定も、行けるのか?行けないのか?と常に気が気でなかった。

予防接種等の予約通院が何度もキャンセル・再度予約取り直しになった。
インフルエンザの予防接種は2回キャンセルになり、なんとか接種できたのは1月下旬。かかりつけ医の接種期間ぎりぎりで2回目は打てなかった。

帰省や旅行もドタキャンばかり。
必ず予定のタイミングで風邪を引き、まさか1年間遠方の実家に帰れないとは思わなかった。

辛かった他人の目

現在はうつで無職になってしまったが、去年は頻繁に仕事を休んで上司に呆れられたり、定期的に毎朝のように欠勤の連絡をするのが苦しかった。

子どもの病気は仕方がないという認識はあっても、こんな頻度で風邪を引く
と「さすがに風邪引きすぎじゃない?」「身体弱いの?」と思われる。

子どもがいなければ、私もそう思ったはずだ。

仕事も忙しかったため、休んだら回らなくなる業務にプレッシャーを感じた。派遣で勤めていた時は、欠勤が多すぎてクビになる焦りも辛かった。契約が終了したら保育園が退園になる。負のループで苦しんだ。

その後

今年子供たちは年中と1歳児クラスになったが、去年に比べると夏頃から風邪の頻度はゆるやかになった印象。予定のドタキャンもかなり減った。
それでもまだ月に1回、どちらかもしくは両方が風邪を引く。

次に復職する頃には、ここまでの頻度で休むことはないだろうが、
子どもの病欠に理解のある職場だったり、私自身「子どもの病欠なんだから仕方がない」と割り切ってやらないとまた潰れてしまうと思う。

子どもの風邪と仕事の両立は本当に難しい。

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