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2006年雲南省大理古城へ潜入ルポ!自生大麻と日本人バックパッカーとドミトリーでゆっくり流れる時間があった。
ボクが大理へ潜入ルポに行ったのは2006年。ボクが訪れたのち、大理には日本人のバックパッカーは姿を消したという話を聞いた。ボクが潜入したのは賑わっていた時期の終わり頃だったのだろう。
若い頃読んだサブカル雑誌の特集で見かけたのが中国の雲南省大理との出会いだった。
中国の奥地では大麻が自生していてすごい世界がある。
まさかその10年後にボクが実際にその地へ行くなんて思いもしなかった。
サブカルとは「サブカルチャー」の略で、アブノーマルやアウトロー的な特集が多かった。普段と違う世界が知れる雑誌だった。
日本からというよりも東京からほとんど出たことがない10代のボクはその雑誌に魅了された。
そのなかでも、雲南省の特集は中国の奥地では大麻が自生していてすごい世界がある。日本では信じられないことだ。
大麻が吸いたいとかマリファナ中毒とかではなくて、ただ純粋に知らない世界への興味があった。
そんな雑誌のことも忘れて、ボクは2006年の29歳のとき、中国の上海で生活をしていた。上海に駐在している日本人のための雑誌の編集者として。
上海に渡航する前は日本の編プロに在籍していたため、編集者つながりの知り合いは多かった。そしてみんな大概ネタを探していた。
色々協力もした。all about、朝時間.jp、ネット系のいろいろな情報系サイトなど。
その中で友だちから仕事の依頼が来た。
雲南省の大理に行って大麻事情をレポしてほしい
ギャラはなんと交通費込み50000円。安すぎ。
そこで昔読んだ雑誌を思い出した。
あの大理だ。
中国特有の10月の連休を使って雲南省へ行くことにした。
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