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#49 津軽小原節を練習 /上手くいかない時は初心に戻る【津軽三味線・練習記録】

音楽室で津軽小原節を練習しました!

前に津軽小原節の動画を投稿したのは7、8か月ぐらい前の#19の時。


レッスンではじょんがら曲弾きと、

何か1曲、津軽五大民謡の曲を練習するんですが、

ここ2ヶ月は津軽小原節をやっていたので、

久々に動画をアップしてみました!


小原節は3拍子系の独特なリズム。

普通の3拍子は [   〇   〇   〇 ] と、均等ですが、

小原節は [  〇  〇        〇  ]みたいに1か所、

間が長くなる感じ。


藤井さんが小原節のリズムを解説してます。


人によっても結構ノリが変わるし、

頭でなんとなく分かってても

実際に弾くとほんとムズいんですよね!


でも、今はマシになった方で、

同じリズムのよされ節を初めて弾いた時、

1の糸の叩きとか [ 〇  〇    〇 ] みたいな感じに

間を取りまくって、4分の4拍子と同じになってましたね(;^ω^)


今でも、リズム見失ってよれよれになったり、

意識しすぎて動きが固くなります、

特に3の糸の高音のフレーズ。

テンポキープが課題だなー


改めて#19の時の演奏を見ると、均等な3拍子に近い!

前バチがしっかり止まってなくて、

スクイが速いのが原因ですね。

逆にテンポのわりに間が長すぎる所もありますし。

でも今回、#19の時に比べたら、ノリは改善できたと思う!


菅野優斗さんも最近、津軽小原節の動画を上げてました。

なんでこんな速いのにテンポをキープ出来んだ!


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もう解決したんですけど、ここのところ困っていたのが、

人差し指で糸を押さえて、薬指でハジキをした時に、

糸が人差し指から外れしてまう事、

特に3の糸の高音のツボの時。

このミスがやたら多くなってました。


原因はなんだろうと色々考えてました。

・人差し指の押さえる力が弱すぎる

・薬指のハジキ方が悪い、強すぎる

・ハジいた時に人差し指の力が抜けてる


いろいろ試したけどなおらなかったので、

こういう時は初心に戻ろう!と思って、

スマホに残してる昔の練習メモを読むと

「糸道を作ってからハジキが上手くいくようになった」

と書いてあった。


僕は三味線を始めて最初の2年間は糸道を作らずに弾いてました。

「別に無くても弾けるんじゃね?それに爪の見た目悪くなるし。」

と思ってました。


でもだんだん、高音で動きが多くなる場面や、

ハジキを強くする時に指から糸が外れてしまって、

結局、糸道をつけることにしました。

それからは糸が外れることもなくなりました。


「そうか!糸道が原因か!形が悪いのかも、基本を忘れてたわ!」

と思って、綺麗に糸道を作り直したけど、

結局、ハジキの時、糸が外れてしまう。

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もう原因わかんねぇ・・・

と諦め気味になりながら、もっと前の練習メモを読むと、

「棹・糸に対して垂直に指を押さえたらハジキがやりやすくなった」

と書いてあった。


いやいや、まさか今更そんな基本的な事が原因じゃないよな~

と思いつつ意識してみたら、

速攻なおった。

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もっと超基本的なことが原因でした( ;∀;)


糸道に糸は入ってるんだけど、人差し指が2の糸側に傾いてて、

ハジいた時に下側から糸が抜けてしまってたんだなぁ。

スリの音も綺麗になった気がする。


何でなのかは分からないけど、ちょっとずつ

押さえ方がおかしくなっていたみたいです。

気が付くと「そりゃ糸が外れるわ!当たり前じゃん!」

と思うんだけどなぁ。


とりあえず悩み解消できて良かった~

上手く行かない時は初心に戻ったり、基本を見直す!


そういえば糸道の事を考えてたら思い出したけど、

「いとみち」って三味線の映画、

結局、見に行かなかったなぁ。

そのうち見に行こうと思って、

すっかり忘れてた!

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