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#45 田名部おしまこ節 / バチの音当てクイズ【津軽三味線・練習記録】

田名部おしまこ節を弾きました!

楽譜も作りました。


この唄は青森県・下北地方の盆踊り唄。

今から360年程前の寛文4年、南部藩・藩主、重直公が下北を訪れ、

代官所が置かれていた田名部で人々を集め盆踊りをさせた。

その中で音頭をとっていた”おしま”という女性の、

澄みわたる声、美しい容姿に満足し、

褒美を与えたという逸話が残っているそうです。


今でも、むつ市田名部を中心に下北で踊られていて、

元々は太鼓や鉦に合わせて唄って踊っていたものを

高橋竹山さんが三味線で伴奏をつけたそうです。


最初に聞いたのが伴奏入りだったから、

太鼓だけのやつを見てみたら、結構寂しく感じる!

じょんから節みたいに、旧節・中節・新節があるみたいです。


演奏はこちらの動画を参考にしました。

複雑な手もなく、弾きやすい曲でした。


3の糸3のツボのウチの音が

ハッキリ出るように意識してみました、

もう少し大きく出したかったな。


逆に捨てバチの後の3の糸0のスクイは、

あんまりハッキリ出すと邪魔な感じがしたので、

装飾音的に小さめの音を意識しました。

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民謡はリズムが跳ねる曲が多いですね。

民謡に馴染みがない時は、

「何なのこのリズム、やりにくいわ!」

と思ってたけど、最近、慣れてきました!


前までは頭の中で「これぐらいの間をとらなきゃ」

っていう風に、いちいち考えながら弾いてたけど、

今は自然に弾けるようになってきた気がします。

色々と民謡を聞くようになったからかも。


弾くだけじゃなくて、そのジャンルの曲を

たくさん聞く事も練習になると実感!

まだまだ上手な人達のように、

気持ちの良いノリを出すことは難しいけども!

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Youtubeの「倭奏津軽三味線教室」チャンネルで利きバチをやってました。

5:24で並バチと上バチの音が聞けます、そして、

6:05にA・Bどっちが上バチなのかを当てるクイズが始まるので、

目をつぶってやってみました。


僕は完全に間違えましたけどね!

ほんと音色を聞き分けられないな・・・


音色は別として、自分が使ってるバチは軟らかいので

硬めのバチも使ってみたい!

硬い方が力まないで大きい音出せそうだしなぁ~