まずは味見から
3食なるべく自炊を続けているなかで、料理についてコンプレックスがあることに気がついた。
「それなりに料理を作れてはいるけどどこか自信がない」。
わたしの料理に対するコンプレックス…ファッションと似ている…。
ファッションといえば自問自答ファッションのあきやさん。
あきやさん新刊おめでとうございます…!!
あきやさんは、新刊の『「1セットの服」で自分を好きになる』の第4章「服は練習」からの「試着100回チャレンジ」で「試着の大切さ」を述べられています。
そう、服には試着が大事なように、料理には味見が大切ね…?!
先日、麻婆茄子を作った。
レシピを探して作るも…出来上がったものは味が濃すぎて塩辛い茄子炒めだった。分量通りに作ったのに、間違いかってくらい濃い。
分量には間違いはない。しかしレシピ主を責めることはできない。その人にとってのベストがそのレシピで、わたしはそのレシピを「お借り」しているだけなのだから。
(でも途中でこの味噌の分量だと絶対味濃いよね??と薄々気づいた。にもかかわらずレシピを信じた。)
これがわたしの自信のなさの根源であった。味見をしない。なぜなら味見をしてもどうすればいいかわからないからだ。自分の料理に自信がないから、レシピを盲信する。盲信しては自分の舌にあわないと思ってまたレシピを新たに探す…のループである。
自分のファッションに自信がないから、他人の提案するコーディネートを盲信する。盲信しては自分にあわないと思って新たな服を探す…自問自答ファッションに出会う前のわたしである。
あきやさんは言いました。
そう。味見するのです。自分の舌のチカラを鍛えるのです。
最初は薄味から始めるのです。面倒がって一度で味を完成させようとするから、もう後戻りできないところ(みんな食卓に揃っていただきますをしたあと)で失敗に気づくのです。
自信がつくまで何度も同じ料理に挑戦してみようと思う。
『1セットの服」で自分を好きになる』ように、「1つの得意料理」が自分に自信をくれる気がするのだ。
あきやさん、新刊おめでとうございます。
あきやさんのおかげで、ファッションについて考える時間が楽しくなり、ファッションに対して苦しく悩む時間が減りました。他人の目も気にならなくなってきました。
それも、ずっと「1セットあればいいんですッ!」「100日着たい服を買ってくださいッ👏」と励ましてくださったからです。
年齢とか性別とか生い立ちとか収入とか体型とか色々悩んでしまいがちなファッションですが、その人その人の価値観を大切にするファッションの在り方を提案し続けてくださって本当に感謝です。
料理下手くそ日記になりましたが、ファッションも邁進していきます。
美味しい麻婆茄子も作れるようになったらこっそりお知らせしますね。