とうとう緊急事態宣言が、サスティナブルな飲食店になろう。

   皆さん、明けましておめでとうございます。今年最初の投稿ですが、コロナ感染症の感染者が急増して、首都圏では緊急事態宣言が発出されましたね。飲食店がやり玉にあがってますが、前回もお話ししましたが、時短要請の適応がとれない飲食店(営業時間が夕方までの飲食店)でも、お客さんの飲食店に対するマインドが低下していて、お昼も閑古鳥が鳴いている状況です。

 コロナ感染症の感染抑制には、人の移動や接触機会の削減が一番効果があるわけで、人の流動が制御されれば、飲食店にとどまらず、悪影響が及んでいる業種はたくさんあるはずです。

 ぼやきたくはありませんが、政府や行政の支援の偏りが飲食店全般はじめ飲食関連産業やその他のサービス産業を苦しめている現状を理解してほしいものです。

 人の接触機会を削減するのなら、先の述べたあらゆる産業に悪影響があるわけで、その為の支援策を考えるべきです。昨年も支給されましたが、再度持続化給付金の支給の方が良策だと思います。

今、この投稿を書いている間に飲食店の関連業者にも支援金の支給が決まったとニュースで報道されました。

 さて、今後は我々飲食店はこの危機を乗り越え、サスティナブルな飲食店になるためには、何を目指していかなければいけないのでしょうか?

 コロナの影響を受け始めて、もう少しで1年になります。色々な対応をされてきた飲食店の中に、あきらめムードが出始めているように思います。これ以上何をどうすれば良いのか?春になれば、回復するだろうから、じっと我慢で過ごさないと仕方がないとか。コロナが終息すれば、インバウンドが再び回復するから、もう少しの我慢。などなど・・・・・

 このコロナ禍での来店状況では飲食店予約管理を提供しているトレタにると、過去一度以上来店しているお客様(リピーター)が予約をしてるのは、コロナ以前と比べて、約2割減程度の現象に留まっているが、新規の予約は7割以上減少しているという報告がありました。この報告をみると、いかにリピーター(一度以上ご来店いただいたお客様)の再来店のアプローチをしていくことが飲食店の求められている手段だと思います。

 そこで、顧客管理が益々重要視されていますが、当店でも顧客情報は収集しているが、どのように利用しればよいのかということに戸惑いがあり、躊躇している状況です。どのように活用するか、活用して、成果を上げておられる飲食店の皆さん、どうぞアドバイスをお願いします。

 さあさあ、もんもんとしている私ですが、今できることは、少ないご来店いただいたお客様に喜んでいただける「美味しいお料理」をご提供することだと思って、今日も頑張っていこうと思います。

 

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京料理 萬長
よろしければ、サポートお願い申し上げます。小さな京料理屋ですが、日ごろ思っていることを、忌憚なく書いております。お店の運営のこと、商品のことなど、思う付くままに書いていることが、皆様にも共感していただければ幸いです