ウィズコロナの飲食店はフレキシブルに 3
昨日、自民党総裁選がおこなわれ、菅総裁が誕生しました。今後の政府の運営に期待して、明るいニュースが出てくることを強く願っております。
10月には、GO TOキャンペーンも東京都も加わわるようです。シルバーウィークには航空各社の予約が急増しているというニュースもあります。当店では毎年妙心寺の塔頭の2ヶ寺から長年法要にお越しになる檀家さんにふるまう折り詰めや点心のご注文があるのですが、春のお彼岸は残念でしたが、ご注文はいただけませんでしたが、この秋は各お寺とも、コロナ対策をされたうえで、法要は開催されるようで、ご注文をいただいてます。ありがたいお話です。
最近の当店の業績ですが、6月、7月、8月に比べ、9月は売上額は前月比で8割程度を予想してます。(前述のお寺の成績も加味してです。もし、なかったら・・・・(笑))10月からのキャンペーンは期待してますが、私が思うのは、キャンペーンがあろうが、なかろうが、国民全体のマインドが問題だと思います。すでに、ワイドショーなどで話題になってますが、インフルエンザとコロナのダブルパンチの恐怖がその雰囲気を台無しにしていると思います。
日本の人口構成の一番ボリュームの大きいとことはご存じのように、団塊の世代です。年金の受給もあり、可処分所得も多く、お元気な、アクティブな方が日本の消費を支えているのは事実ですが、その世代の方が一番ワイドショーの視聴が多く、マスコミの弊害の影響を最も受けやすく、うのみにしわすい層です。まずは、この世代の行動が日本経済には最も影響するのではないかと思っています。
しかし、元気な団塊の世代を待っている余裕はありません。なんとか60歳以下の年代を取り込むための、行動を各飲食店サイドで考えなければなりません。それも、10人以下の集まりや、幼い子供をもつ家族、カップルなどにどのようにして、アプローチしていくかを考えていきましょう。
当店は6月からLINEの公式アカウントを取得して、まだまだ少ないですが、お友達を募集したり、タイムリーな情報を提供することにより、60歳以下、20歳以上の年代をターゲットにアプローチしています。少しづつですが、反響も出てきています。
経費の話題を書く予定でしたが、削減することだけが正解ではありませんよね。より効果のある広告にシフトしていくことも、大切なことだとおもっています。
前回、「暇だと言っている時間があるなら、未来に向けた行動をしよう」といったように、私自身も今のところ、自由に使える時間も以前に比べればおおくなり、このノートを書く時間もできました。
委託をしている作業で少し勉強すれば、自分でできることは、皆さんのお店にありませんか? 飲食の組合の運営にもかかわっていて、組合員さんの様子を見ていると、こんなことを言ったら、税理士さんに叱られてしまうかもしれませんが、飲食店の個人経営者の確定申告であれば、ご自分で確定申告ソフトを使えば、ある程度は申告書はできると思います。確定申告の時期が近付くと、無料の税務相談もあるので、早めに指導を受けながら、申告をしていくこともできるのではないかと思います。(奥様と分担することもできると思います)
例えば、税理士さんに月額3万円ですべてを委託されているお店は、税理士さんに申告時だけお願いすることも可能性としてあると思います。年間36万円で委託をされていた費用が10万円までで申告できるケースも聞いています。この委託費用は売り上げが0円でもかかる費用ですので、検討されてはいかがでしょうか?(税理士の皆さん、ごめんなさい!!)
飲食店は単に品物を売るだけではなく、その店の経営者は原材料の仕入れ、製造、販売、企画を全て、自らでできる業種です。他にはこんな業種ありません。どんなものをいくらで売るか、作った商品をどのようにして売るか、その商品の評価も直接感じることもできます。これらすべて、お店で完結する業種です。おもしろいとおもいませんか? 私はこの業種に携わっていることに人生の楽しみと幸せを感じながら、日々仕事をしています。
同業者の皆さん、コロナ禍ですが、必ず活路が見いだせるはずです。みんなでウィズコロナの時代を頑張って、生き抜きましょう!!