ウィズコロナの飲食店はフレキシブルに

 安倍首相は退任されることになりました。この後の首相は今回の政府や都道府県のコロナ対策について、憲法や既存の法律対策を打つために弊害になった事案に対して、改善していかなければ、安倍さんが退任された意義が薄れるように思います。国民みんなが生活や仕事で、このコロナで苦労している時にこれまでのコロナ対策の反省をして、改善しようとすれば、民意の支持も得られると思います。そのことを次の首相に強く期待したいと思います。

 さて、ウィズコロナの飲食店について、前回の続きを書きたいと思います。飲食店を経営するには、売り上げや利益に対しての「プラスの費用」と売り上げには関係のない「マイナスの費用(マイナスは語弊があるかもしれませんがわかりやすくするための表現です)」があります。

 まず、プラスの費用ですが、売り上げをプラスにするための費用です。私の店では定額有料のグルメサイトの登録費が一番のウエイトを占めていると思います。最近は登録が無料で、情報を発信でき、ターゲットに対して、広告を随時発信するサイトがあります。皆さんもご存じたと思いますが、googleマイビジネス、yahooロコ、Line、インスタグラム、などなどです。これらのサイトは登録は無料ですから、月々の費用はかかりません。私は今までも広告をターゲットに配信したりしてますが、さらなる充実を図りたいと思っています。ターゲットとは、例えば関東圏の50歳以上のご婦人にとか、近隣地域にデリバリーの広告を配信したり、使いかたは、その時のお店の状況で、今は東京都以外なら、紅葉のころ、GO TO キャンペーンで京都観光を計画している方が多いと思って、広告を配信したり、近畿圏の日帰りでお越しになる人をターゲットにしたりしてます。

 今後はできれば、定額のグルメサイトを全て退会し、ご来店いただきたいお客様にターゲットを絞った広告の打ち方を模索したいと思っています。いわゆる、常連さんに年賀状やその他のDMを打つような感覚で考えていこうと思っています。

 ただ、GO TO イートがこれから始まる予定です。詳細は知りませんが、グルメサイトからの予約で割引が適応されると聞いています。そのために、今しばらくは現状を維持しようと思っています。(資金が続けば(笑))

 プラスの費用としては、原材料の仕入れも色々と工夫する余地はありますね。例えば、同じ質の素材が今よりも安く入手するとか、さらに高品質の素材を今の同等の価格で購入するとか。店にじっとしていたのでは、なかなか見つかりませんが、市場に行ったり、産地を訪ねたりすると、思わず、ビックリすることがあります。何もしないで、仕入れ業者から仕入れた素材の値段を考えて、商品の値付けをしているとしたら、これは、本末転倒でしょう。この商品をお客様はいくらなら、食べていただけて、その売価のなかで、素材の仕入れはこのくらいにしなければならない。ということで、仕入れをすると、問題点、課題は浮かび上がってくるのではないでしょうか?

まだまだ、話足りませんが今日はここまで。




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京料理 萬長
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