ついにやってきました第三波の感染、サスティナブルな飲食店になろう。
第三波の感染拡大は現実味を帯びてきました。一昨日あたりから、テレビのワイドショーでは、盛んにこの話題を放映してます。第二波との違いは、40歳以上の高齢者の感染比率が増加、感染経路の比較では、飲食店での感染は減少していて、家庭と施設(病院、介護施設)の割合が増加している。
秋の観光シーズンの本番である11月21日からの連休を日本医師会は「秋の我慢の連休」とか言って、自粛を求めている。当店では21日、22日、23日のお昼は満席のご予約をいただいてましたが、やはり数件のキャンセルがでました。しかし、再度予約を受け付けると、再び予約をいただけるという状況です。
高齢者(60歳以上)に重症化率が高いので、法事でご予約をいただいているお客様はキャンセルされるわけではなく、人数が減少したり、折り詰めに変更されたりという、対応をされているので、第一波のときのように、なんでもかんでも、キャンセルという感じではありません。
忘年会、新年会の話題もワイドショーでさかんに放映されています。飲食店ではマスクを外さずに、そして食べる時、飲み物を飲むときは片方を耳から外して、飲食してください。また、4人(子供を除く)以上では飲食は控えてください。
確かに、感染予防対策としては正当な対策なのですが、あまりにも、飲食店の立場を考慮しない情報で嫌悪感を感じています。高齢者が集まるパチンコ店は黙々とパチンコするので、大丈夫なのでしょうか? コロナ感染が始まったころから感じていますが、政治圧力をかけられるような飲食業の立場を代表するだけの組織がないことに問題があると思っています。
ガイドラインを出した、全国生活衛生中央会(厚生労働省)は飲食業だけの組織ではなく、日本フードサービス協会(農林水産省)も同様で、官僚のいうことは受け入れるが、こちらの立場を主張するときには力をはっきできていないように思えます。今後は飲食業に特化した圧力をかけられる組織が必要な気がしてます。
もう一つ、お話ししたいことがあります。東京都の行政に対してです。コロナ感染の重症数の定義が国の基準とは違っています。大阪府は準拠しています。集中治療室に入っただけの人の人数をカウントしていなくて、人工呼吸治療以上とされているようです。
また、豊洲市場では80人以上の感染者が出て、4000人にPCR検査をしているのに、東京都はクラスターが発生したとは公表していない。病院などで数人の感染が出ただけで、クラスター発生と報道されているのに、なぜ、豊洲市場はテレビでも情報がでてこないのか?
このように、政治的な力のある所に対しては、隠蔽しているとしか思えない状況です。他のセクターでも、このような実態があるかもしれません。
飲食店の政治圧力のお話をしましたが、何も隠蔽しろということではありませんので、誤解をしてほしくはなく、コロナ感染防止に考慮した飲食店の利用の方法を正しく情報発信してほしいと思っています。