ジャーマンズ鈴木まん太郎

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大阪よしもと芸人・ジャーマンズ鈴木まん太郎です。 Jリーグに関する記事、ショートショート、雑多なエッセイを書いています。 イイね・サポート・歓んで。

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人生最大のターニングポイント ~黒ギャルとの邂逅~

 人にはそれぞれ人生におけるターニングポイントがあるだろう。  それは得てして個人個人にとっての捉え方次第で、劇的なシーンに限らず失恋や友人との喧嘩のような、傍から見ればちっぽけで矮小な悩みがそれに当たることだってある。  僕もまあ、小学生の時の転校や、高校・大学受験、就活の失敗、芸人の道に進んだ決断とそれなりの分岐点はあったが、35年間の人生を思い返した時に”と或る出来事”が最大のターニングポイントだったと、確信しているシーンがある。  「たかがそんな事が?」と片方の

    • 4.21 第5回ドイツーズのスクラップライブ

      4月21日に開催された「ドイツーズのスクラップライブ」にご来場いただいた方々ありがとうございました。 ようやく揃ったフルメンバーでネタを14本。2時間超えも、余す事なく最高なライブだったと思います。 さて。結論から申し上げますと「ドイツーズのスクラップライブ」は今月をもってお休みとなりました。僕達の漫才、ライブ自体の空気、インディーズ問題再燃?と色々な要因が重なった結果です。 このライブは最地下芸人の僕達にとって、道場の様な、スパルタ塾のような有り難い環境でしたが、ここ

      • 3.25 ドイツーズのスクラップライブ

        第4回ドイツーズのスクラップライブにご来場いただいた方ありがとうございました。 そして2人共漫才中汗だくで唾飛びまくりで、何かすいませんでした。 前回のスクラップライブを受けて色々な思いがありまして、それが汗腺から次々と飛び出してきたようです。スーツは至急クリーニングに出します。 ネタは好きな事をやれましたが、ウケはなかなか付いてこず反省。次こそはパチコーンと笑いを取りたいです。 ヤングさんの1本目が弾け飛ぶくらいおもろくて、まじかっこ良かった。そして裏はザワついていま

        • 日本代表に緊急事態の意思決定権を

          まさかの敗北だった。 しかし、この”まさか”という想いは抽象的であり感情的だったのかもしれない。 予兆は確かにあったのだ。 * 2月3日(土)日本時間にして22:30頃だったろうか。サッカー日本代表はイラン代表に1-2で敗れ、アジアカップから準々決勝で姿を消す事になった。 史上最高のスカッド、ドイツ代表に完勝した自信、三苫薫の帰還。グループステージでイラクに敗れたものの、きっとファイナルで韓国と死闘を繰り広げるのだろうと、妄信的に信じていた。 あのイラク戦でアラー

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          1.29 スクラップライブ ライヴ喫茶亀

          1月29日のスクラップライブにご来場いただいた皆様、誠にありがとうございました。初回に続き”暖かくも甘くはない”最高のお客様でした。 今回はヤングさんを始めとした最強漫才師達に加え、このライブの超重要人物でもあるシークレットゲストが出演。スケジュールが合えばまた出てもらえるという確約を舞台上で見事もぎ取りましたので、来月からはより最強の布陣でお送りできるかと思います。 舞台裏から聞く皆さんの漫才はやっぱり最強で、僕はずっと「笑いながら緊張する男」状態になっていました。竹中

          1.29 スクラップライブ ライヴ喫茶亀

          AFCアジアカップ2023【歴代最強のアジアチャンピオンへ】

          AFCアジアカップとは文字通りアジア地区のナショナルチームのチャンピオンを決めるアジア最高峰の国際大会。そんなアジア諸国の威信をかけた大会が日本時間にして1月13日に開幕。 歴代最多の優勝回数を誇る我らが日本代表は、9連勝中という”史上最強”チームで、14日20:30に初戦のベトナム戦に4-2で快勝。 優勝を期待される今大会をより楽しむため、過去のアジアカップにおける日本代表の成績、今大会の注目点を紹介したい。 1992年広島大会(優勝) 日本代表のアジアカップ初出場

          AFCアジアカップ2023【歴代最強のアジアチャンピオンへ】

          新年のご挨拶-ライブ告知-年末年始日記

          皆様、新年明けましておめでとうございます。 2024年が始まって4日経ちましたが、何だかInstagramやXで挨拶をするのが年々小恥ずかしくなってきていまして、noteでご挨拶させてもらいました。 2024年こそバリバリ頑張って何らかの席を確保したいと思いますので、応援よろしくお願いいたします。特に下記のライブ2つに来て欲しいです。 1月25日(木)21:00~ 『味園ドイツ寄席』@なんば紅鶴 出演:ドイツーズ、風穴あけるズ、カレーラーメン、デビル夫人 1月29日(

          新年のご挨拶-ライブ告知-年末年始日記

          12.21 スクラップライブ@ライブ喫茶亀

          昨日12月21日はライブ喫茶 亀にて「ドイツーズのスクラップライブ」でした。ご来場いただいた方、出演して下さった先輩方、本当にありがとうございました。 まず、ヤングさんYouTube内の「全知全能の老害」や、ライブのOPでも話しましたが、このライブを行うことになった経緯を改めて。 お世話になっている先輩・黒帯てらうちさんに色々な相談をした際に、「M-1が終わったこのタイミングですぐに行動に移さないと来年に間に合わない」といった至極ド真ん中なアドバイスをもらいました。 し

          12.21 スクラップライブ@ライブ喫茶亀

          10~12月度 まん太郎's J1ベストイレブン

          2023年J1リーグが閉幕してしまいました。 ヴィッセル神戸の初優勝で幕を閉じた激闘の終盤戦ですが、ACLやインターナショナルマッチウィークの兼ね合いで3か月に渡って5試合が行われたので、一気に3ヵ月まとめて選出したいと思います。 GK 小島亨介(アルビレックス新潟) こうもビッグセーブを連発するゴールキーパーも珍しい。5試合で1失点という驚異の数字もさることながら、記憶に残る”反応”でJリーグファンに魅せてくれた。特に第33節横浜FM戦は、ほとんど1人で”優勝を阻止した

          10~12月度 まん太郎's J1ベストイレブン

          始まりの冬、告知の冬

          寒ぅ日々が到来しまして、そしてこの先も続いていく今日この頃ですが、是非とも来て欲しいライブが幾つか決まりましたので、ここで告知をさせて下さい。 12月12日(火)20:30~ UP TO YOU!!@道頓堀ZAZA HOUSE ¥500 まずは『UP TO YOU!!』です。 いわずと知れた鬼門のオーディションライブ。僕たちジャーマンズは今年一度も勝てていません。これは由々しき事態です。 「M-1でしっかり見てもらえるネタを作ろう!」みたいな気持ちで活動をしていた結果、ど

          J1リーグ まん太郎アウォーズ 2023

          2023年明治安田生命J1リーグはヴィッセル神戸の初優勝で幕を閉じた。 毎年、そしてJリーグに限らずシーズン後に思うのは、優勝チームからは勝ち点差以上の強さを感じるということ。最近では昨年の横浜F・マリノス(2位川崎フロンターレと勝ち点差2)、21-22シーズンのマンチェスター・シティ(2位リヴァプールと勝ち点差1)など。 ビハインドの試合ではあっという間に追いつき、リードしている試合ではなかなか点を取らせない。そんな強さ。1点の差を争うフットボールという競技において、これ

          J1リーグ まん太郎アウォーズ 2023

          ショートショート8『電波塔』

          建設中の電波塔の骨組みが天高くそびえ立っている。 大阪市西部に建設されているその電波塔は、728mの高さを誇る予定で東京スカイツリーを大幅に超える高さらしい。 定食屋のテレビの中では大阪市長が整った眉毛を上下させながら威風堂々語っている。 「この電波塔は大阪の新たなランドマークであり、東京都さんに肩を並べていくぞという意思表明でもあります!」 しかしインターネット全盛のこの時代において電波塔の役目などたかが知れている。自治体のアピールの為に血税を注ぎ込んで無駄なシンボ

          ショートショート8『電波塔』

          2023年J1リーグ優勝争い展望【15ポイントを巡る戦い】

          2023年J1リーグも遂に残り5節。インターナショナルマッチウィークの中断を挟み最終盤戦を迎える。 現在の首位は勝ち点58のヴィッセル神戸。次いで勝ち点54の2位横浜F・マリノス。そして勝ち点50の3位浦和レッズ。 実質、優勝争いはこの3クラブに絞られたと言っていいだろう。 ということで、各チームの最終節までの日程とリーグ戦のプレビューを踏まえて、優勝争いの展望をしていく。 ▼J1最終節までの3チームの試合日程▽ヴィッセル神戸 残り試合日程 10/21(土)14:00

          2023年J1リーグ優勝争い展望【15ポイントを巡る戦い】

          9月度 まん太郎's J1ベストイレブン

          GK 村上昌謙(アビスパ福岡) リーグ序盤は永石拓海にポジションを明け渡したが、夏以降は正守護神の座に帰ってきた。9月は4試合2失点・2試合のクリーンシートと、3勝1分の好成績に貢献。シュートストップ能力に限ればリーグ随一。気迫満点の声とパフォーマンスで、堅守が売りのアビスパイレブンを鼓舞した。 DF 本多勇喜(ヴィッセル神戸) 勝負の9月、続く接戦をモノに出来たのは最終ラインに陣取る彼の働きが大きい。特にロングボールへの対応が素晴らしく、C大阪・北野、横浜FM・アンデ

          9月度 まん太郎's J1ベストイレブン

          ACLは新たな価値を生み出すコンテンツへ、サウジvsアジアという新基軸【AFCチャンピオンズリーグ23-24】

          Jリーグも佳境を迎える中、9月18日にAFCチャンピオンズリーグが開幕した。 今回から開催日程が秋春制に移行となり、『AFCチャンピオンズリーグ2023-2024』という名称に。 これにより全く同時期にスタートする世界最高峰の舞台・UEFAチャンピオンズリーグの真裏に隠れる形となり、より一層関心が薄れるのではという懸念も生まれそうだが、今年のACLは一味違う。 Jリーグからの参加チームの展望も含めて『AFCチャンピオンズリーグ2023-2024』の注目ポイントをまとめてい

          ACLは新たな価値を生み出すコンテンツへ、サウジvsアジアという新基軸【AFCチャンピオンズリーグ23-24】

          文句があるなら英国行きの便を取ればいい【9.10 ドイツ代表×日本代表】

          9月10日(土)3:45にキックオフされた日本代表の強化試合。対ドイツ戦。その試合は予想以上に鮮やかで、激しく、狡猾なゲームを進めた日本代表が4-1という歴史的な勝利を収めた。 冨安健洋と板倉滉のセンターバックは恐ろしい程の安定感を見せ、絶え間なくポジションを変える3センターはドイツを混乱させ、伊東純也・三苫薫・久保建英はワールドクラスの局面打開力を改めて証明し、上田綺世はポストプレイヤーとして覚醒した。 90分間通して内容も伴ったゲーム展開で、紛れも無い”完勝”と言って

          文句があるなら英国行きの便を取ればいい【9.10 ドイツ代表×日本代表】