♯2 育休取得のきっかけは友人夫婦
さてそれでは第一弾として。
そもそも仕事命の私が育休をとろうと思ったきっかけと理由について話したいと思います。
【育休取得のきっかけ】
労働組合の活動の中で弊社男性社員の育休取得の低さを知った
友人夫婦の育休取得話を聞いた
育休後の働き方に文句を言わせないため(笑)
1.労働組合の活動の中で弊社男性社員の育休取得の低さを知った
2020年と2021年の2年間、労働組合の代表メンバーに選出され活動をしておりました。
なにをやるかというと、、、
社員が働きやすく、働きがいのある環境を整えるべく、様々な問題点を議論し会社に交渉する。
って感じです。
いわゆる「春闘」ってやつですね、それに臨むためにたくさん話し合うんですよ。(これが週一回、終業後に行われるので結構大変で。。)
その中で議題の一つにあがったのが”男性の育休取得率の低さ”でした。
そもそも私の家族は父親が右向けと言ったら右に向かわないといけない昭和っぽい家庭環境だったので、男は仕事してなんぼという感覚が強く、個人としては全く関心のないテーマでした。
しかしながら労働組合員の立場としてはそうはいかないわけです。どうやったら育休が取りやすくなるのか。それが社員の満足度向上につながるのか。一生懸命考えるわけです。
ただ一つ大きな問題点がありました。それは
実際の生声がない。
ということです。
どんなに話し合ったところで、育休を取った人がいない。つまり机上の空論に落ち着いてしまうんですよね。
だから自ら身をもって経験してみることで会社にとって有益な意見を述べることができるんじゃなかろうかと、そう期待して取得してみようと思った次第です。
実際にこのnoteも労働組合に共有できたらなと思って始めた側面もあります。
自分で言うのもあれですが、、真面目ですね。笑
けど結構会社のことが好きなので。もっと良い会社になったいったらなって思っています。
はい、これが一つ目の理由です。
続いて
2.友人夫婦の育休取得話を聞いた
妻の友人夫婦宅へお邪魔する機会がありました。年齢は同じで、1歳の男の子がいるご家庭です。
当然妻は友人と妊娠中の話や子育ての話で盛り上がるわけですが、そんな中沖縄出身のご主人が1年間育休を取ったという話題をぶち込んできまして。
女性2人と育休男性1人と私。3-1の構図が出来上がり、育休取らない男なんて非国民だ的な雰囲気を漂わせているんですよ。気まずい。男は仕事してなんぼだなんて1ミリで言おうもんなら総攻撃を食らう、そんな空気感が伝わってきまして、終始頷くだけにとどまりました。
そんなことはさておき、このご主人、本当に立派な方です。
なんと勤めている会社には男性の育休規定がない状況下ながら、社長に自ら申し出て育休を取得したと。すごいですねー。
その日を境になんとも言えない後ろめたさが続くわけです。うちの会社は文化が根付いていないから育休取得率も低いし取りにくい。だなんて言えるわけもないじゃないか。
はい、このエピソードが育休取得に至った2つ目の理由です。浅いなー。
浅くても人の判断って実はこういうのがきっかけだったりしますよね。
では最後、
3.育休後の働き方に文句を言わせないため(笑)
繰り返しになりますが、私のベースは仕事が好きな人間です。当然に育児や家庭は大事ですが、働くことに制限をかけられるようなことはできるだけ避けたいなと思っています。笑
ではどうするか。
妊娠中から育児等々に関する文献やYouTubeなどから情報を収集し、その中で産後の女性の身体はとてもダメージを負っているということがわかりました。
子宮内にある胎盤が剥がれ落ち、これが悪露として出てくる。そしてこの胎盤が剥がれ落ちた部分を修復するのに2ヶ月ほどかかるみたいなんです。
ここでしっかり安静に治さないと、更年期障害にも影響が出るみたいで、とにかく女性は回復に努めるべく休む必要があります。
これだ。
この育休期間で最大限のパフォーマンスを発揮して、妻の負担を軽減し、身体を回復させることに貢献する。
そして妻のポイントをしっかり稼ぐことができれば育休後の働き方もある程度許容してくれるのではないかと。
そんな淡い期待を抱いたのが3つ目の理由でした。
以上の理由から育休取得に至ったわけでございます。実際に取ってみて良かったのか、悪かったのか、それらについてはこれからまとめていきたいと思います。
ではまた。
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