狂いそうになる時、人は文字を書く
最近、感情に振り回されるということが多い。頭の中で色々なことを考え、理屈ではおかしいと思えるような行動や思考をしてしまうというのが感情だということもわかった。
この感情というやつのせいで狂いそうになる、というか、もうおかしくなってるのかもしれないが、そんなときの対策手段として「文字を書く」ということが有効なことに気がついたのだ。
自分が思っていることや、なぜそう思っているか、などを文字にすることによって少しばかり冷静になれるのだ。一方で、呪いにもなり得るのだがそれはまた別の話。
これは発見だ、と最近はたくさん文字を書いている。自分のメモとかnoteの下書きとかいろんなところに…
文字を書くことで、平静を保つのだ。自分の外側の媒体、紙でも、パソコンでもなんでも、そんなところに自分の思考を一旦外に出すことで脳をすっきりとさせるのだ。たまにそれを読み直し、うがーと狂いたくなるのもまた一興ではあるが、とにかく自分の思考を自分の外に出すということで平静になる。
文字を書かざるを得ない、というのはこういうことなのだろう。
今は毎日のように文字を書くが、これは「書きたい」とか「誰かに見てもらいたい」とかではなく「書かざるを得ない」から書いている。
話しは変わるが、こんな性質というか状態を理解すると世の中の創作物に対してより一層リスペクトや愛着が湧くのだ。
私が書くのは文字であるが、イラストやマンガや映像、音楽、短歌や俳句などあらゆる創作は「創らざるを得ない」という性質のもと創られたものがたくさんあるのだろう。私は一層、世の中の創作物が好きになった。全てを端から見たり、聴いたり、読んだりしたくなってやはり人生の時間が足りないな、と思ってしまう。
しかもなんなら、自分で何かもっとまとまった文章を書いてみたい、なんてそんなことも思ってしまうくらいで。ますます人生の時間が足りなくなってしまうね。
働いてる場合じゃないのかも。
なんてことを思いながら、やっぱり何か思考する脳を長期的に落ち着けるには仕事が一番有効だから一層、働いてしまうんだけれどね。