飲み会後の一人反省会
人と喋ったあと、頭の中で大体一人反省会をしている。
私は基本的に、余計なことを言うタイプだ。その上、わかったような口をきくこともある。その上で、人と喋ることが割と好き、という難儀なタイプである。
こういうタイプは飲み会などで人と喋ったあとどうなるかというと、その時々はいいが帰り道に頭の中で一人反省会が開催されるのだ。
議題は大体「うーん、こんなこと言わなければよかった」とか「ここはもっとこう言ったほうがよかったよな」とか「これは言いすぎたよな」とかなんかそういうことだ。
あとは、下手に管理職などをやっているせいで、人に対して「わかった方な口をきいてしまう」みたいなのもかなりよくないな、と思う。
歳の上下、役職の上下などあまり関係なく、思ったことをドシドシと言ってしまうことがある。まあ下の人に対しては一定気を使うが、横並び、上の人だとズッケズケに言ってしまう場合もある。ふむ…良くないかもなぁ。
逆にポジティブな反省ってあるかな…こっちはどちらかというと「この人とこんなことが喋れて楽しかった」とかそういう自分ではなく相手に起因することが多いかも。良い面もちゃんとあってよかった。
けれども、こんな反省会をしているような人間に飲み会の後、「楽しかったです」と言われることもあるのでそれは本当にありがたいことだな、とも思う。
まあ、難儀で厄介な性格をしている自認はあるが、やっぱりいくら人とのコミュニケーションを重ねても一人反省会は開催されるので向き合うしかないのだ。
日々、長い時は脳内会議、短いときは「今日はグッドコミュニケーションだったな」とか「昨日はバッドコミュニケーションだったかも…」とかそんなことを。
あーでも、自分の一つだけいいところをあげるとしたら明らかな「バッドコミュニケーションだったな」の時は割とすぐに相手に謝る。本当にすぐに謝る。
悪いと思ったらすぐに謝る、これは人とのコミュニケーションの基本だね。
まあ、そんなこんなで日々、この難儀な性格と向き合っているのであるということを残しておこうと思う。