コレクションを紹介したい
まーたお前は更新を止めたな。はい申し訳ありません。万作です。
ここ最近は結構バタバタしてます。いやまあ、喜ばしい想定外が飛び込んできたのもあり半分嬉しい悲鳴ではありますが、然るべき時期が来たら諸々お知らせはしていきます。今月と来月が山かなあ……
さて、この環境で書き留めたい内容を思い返すと概ねが趣味に関わるもの、以前に多趣味であることは書いたはずですが、その中から多くの人に知ってもらいたいと思うのがあります。それは古い郵便物、とりわけ海軍に関わるものです。それはいったい何ぞや。説明していきます。
価値あるもの
昔の人も当然ながら現代と同じように、手紙や葉書を書いて人に送っていました。そういったものは、当時の社会や風俗を知るうえで非常に大きなカギとなります。私信、公用さまざまですが、自分は近現代史や艦これ、海軍研究なんかもしている関係上、海軍艦艇から出された郵便物を中心に収集しています。いわゆる普通の住所や陸地のどこそこから差し出した物より、既に海底に没せるフネからの物が希少度も高いですし、いかんせん数がそれほどないのもまた事実。それに加え、たまに艦内の様子や艦そのものの行動などが書かれている場合もあり、大変に興味深く、価値ある品ばかりです。
しかし戦後から数えても75年、少なくとも現存する海軍郵便物は75年前から計算しなければなりません。紙の劣化も考えた場合、ある程度硬めの葉書はなんとかあっても、ペラペラの便箋や封書になるとボロボロになり、物があるかどうか怪しいのが現実です。葉書であっても封書であっても貴重なことに変わりは無いですが、経年劣化を考えると今あたりが新発見・出品のピークギリギリではなかろか、と思う次第です。もってあと10年か、15年か……はっきりと言えませんが、そう遠くない未来であることは間違いありません。
いかにして後世へつなげるか
ここに加えて、自分がそうであるようにこういった民間に出回る品は個人蔵です。当たり前ですよね。全国にたくさんの収集家や趣味の方は大勢いるわけですが、ある程度集まっているとはいえ全体としては散逸状態にあります。もっと厳密にいうのならば、行方が分からなくなりかけている物をギリギリで各々が手に入れ、各々が持っている状態です。そしてその収集される方が世を去られたとき、コレクションはどうなるのか。最悪の事態は何も知らない人による廃棄です。身内の家族なり業者なり、業者だったら救出のチャンスはあるかもしれませんが、限りなく低いです。そうなると、いかに保管するか、いかに残すか。ここを考えた際、やはりまずは知ってもらうのが第一歩だなとつくづく思います。
以上のことから、自分としては手持ちの収集品を、できる限り多くの人へ公開したい、と考えています。もちろん、郵便物なので名前などは伏せた形で。せっかくマガジン機能などもあるわけですし、シリーズ化して載せることができればと思います。興味があればどうぞご笑覧ください。
今回はここで〆ましょう。収集品紹介にご期待くださいませ。