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フルマラソン完走。
2025年2月22日。
今日はフルマラソンを走り、無事完走することが出来ました。
熱が冷めないうちに今帰りの電車でnoteを書いています。
足がガクガクで体の節々が本当に痛いです(笑)それでも充足感に満ち溢れ、今はすごく気持ちがいいです。
なぜフルマラソンを走ろうと思ったのか、それは自分への再挑戦でした。
私は小学1年生から兄の影響でサッカーを始め、大学4年生までサッカーを続けてきた。
15歳からサッカーに専念するために親元を離れ、かれこれもう7年間は、家族と離れ離れで暮らしている。
今年でもう8年目だ。
大学も関東サッカーリーグ一部の強豪校にスポーツ推薦で入ったし、週六で練習もしていた。
サッカーに関しては大学4年でサッカーは最後にしようと思っていたから、ラスト一年となる今年にかける思いは本当に強かった。
昨年の1月のシーズンオフ期間。
一人で寒い冬の朝を毎日のようにランニングして、一人でジムに行って筋トレして、万全の状態でシーズンに入った。
体もすごくキレも良いし、自分の納得いくプレーも十分に発揮できる。申し分ない状態でリーグ開幕を迎えようとしていた。
しかし、今年の4月。悲劇は起こった。
練習中のとある事故で大怪我をしてしまい、戦線離脱を余儀なくされた。その怪我が早く治るならばよかったのだが、医師から言われた言葉は
「全治8か月。もうシーズンが終わるまでに復帰は出来ない。」
(シーズン終わりは11月)
それはすなわち自分の引退を意味していた。
ただただ絶望だった。
その一か月間くらいは何に対してもやる気が起きなかったことを覚えてる。
その時にサッカー部の監督とコーチとサッカー部を辞めるか、否かの話をした。
この先、頑張ってももう試合には出れない。それなら自分の時間にあてた方がいいのではないか。
なんのために頑張るのだろうか。頑張って意味があるのか。
そんな葛藤と約1カ月戦った。
家ではたくさん泣いたと思う。
人前で泣くのは嫌で全然泣かないタイプだと思われがちだけど、1人暮しの家では本当に溢れる思いが止まらなかった。
けれど小学生から大学4年生までサッカーを続けさせてくれた両親のことを考えた時に、簡単にやめるという決断は自分にはできなかった。
だからこそ、もう試合に出ることはできないとわかっていながらも、毎日病院に通ったし、きついリハビリもたくさん乗り越えてきた。
初めは歩くことも困難で、走ることなんてもってのほかだった。
今まで怪我して経験や、入院してことがある人ならわかると思うけど、体を動かせないってすごくストレスがたまる。
体を動かしていないから夜も眠れない。
そんな日々が何カ月も続いた。
2024年11月。今から約4カ月前。
ようやくゆっくりではあるが、走れるようになってきた。
他の人からしたら走しるなんて、別に大して幸せなことではないかもしれないけど、自分にとってはすごく幸せな時間だった。
4月に怪我をして、走れるまで7カ月。
長かった、、、
サッカーを引退した今も毎日日課として行うほど、走ることは趣味の一つになっている。
怪我を乗り越えた自分はどこまで走れるのだろうか。そんな未知なる可能性に挑戦したい。
そしてあとひとつは両親にはサッカーで恩返しだ。
サッカーする姿で恩返しすることができなかったから、せめてもう一度頑張ってる姿を見せたいと思った。
家族の支えなしに、大学4年までサッカーすることなんて絶対にできなかった。
ましてや我が家は兄弟が4人もいる。
本当に感謝してもしきれない。
将来絶対にプロになるから!
と両親に直談判した中3の夏。
両親は何一つ否定せず、
お前の夢をとことん追ってこい!
と送り出してくれた。
高校に入ってからは1年に1回家に帰れたら良いくらいで、携帯も使えなかったから、連絡すらもまともに取れなかった。
それでも両親は遠い実家から、たまに応援に駆けつけてくれる。いつも会うのがすごく楽しみで、前日から楽しみで眠れなかった。
大学も九州から関東の大学に入れてもらって、4年間サッカーを続けさせてくれた。
そんな両親にもう一度、私が頑張る姿を見せたい。
それだけが原動力で、その気持ちだけで毎日頑張って来た。
実際にフルマラソンは完走できてすごくホットしている。
最後はほぼ歩きみたいなペースだったけど、意地でゴールしました(笑)
自分の怪我から考えると、すごいことだろう。
今帰りの満員電車の中でnoteを書いていますが、足が悲鳴をあげています。
両親にも頑張ったよ!!
と伝えれたので本当に良かったです。
とりあえずおつかれさん。
今日はしっかり休んでまた明日から自分の夢に向かって努力していこう。