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2022年12月の記事一覧
チチコグサモドキ:父子草抵牾 父子草擬
Gnaphalium pensylvanicum
高さ10~30cm。全体に綿毛が多く、灰白色。春、上部の葉の付け根から枝を出して、茶褐色の頭花をつける。地際の葉は花時に枯れる。熱帯アメリカ原産で、世界の暖帯~熱帯に分布。ハハコグサ属。
ポイント
頭花の集まりは茎にそっていくつも並ぶ。
ツチカメムシ
カメムシ目 カメムシ亜目 ツチカメムシ科 ツチカメムシ亜科
Macroscytus japonensis
大きさ 7-10mm
時 期 5-10月
分 布 北海道・本州・四国・九州・沖縄
光沢のある黒色で小判型、腹端(膜質部)が褐色のカメムシ。
地表に落ちたクスノキ、ヤツデ、クズなどの実の汁を吸う。地中に潜って植物の根の汁も吸う。
出典 昆虫エクスプローラ
チカラシバ:カ芝
Pennisetum alopecuroides
草地や道ばたなどに生える。高さは30~80cm。夏~秋、ブラシのような花序をつける。大きな株となり、引き抜きがたいので名前がついた。日本全土に分布。チカラシバ属。
ポイント
総はメヒシバより太く、2~6本出る。
葉の基部(きぶ)の縁に白色の長い軟毛が生える。
小穂(しょうすい)の基部はふつう暗紫色。
チャバネセセリ
【識別】後翅裏は、小さい白斑が弧状に並ぶ
【分布】本・四・九・南
【時期】5~11月(多化性)。暖地で越冬し、世代を繰り返しながら北上
【食草】イネ、チガヤ、ススキなどの各種イネ科
【生息環境】都市、公園、農地などの草地
●花壇によく訪れる。個体数はやや少ないが、秋に増加する
トキワソウ(トキワハゼ):常盤爆ぜ
Mazus pumilus
道ばたや畑などに生える。地際の葉の間から茎を伸ばして、高さ5~25cmになる。
花期は春〜秋。花は淡紅紫色で長さ約1cm。日本全土、朝鮮半島、中国、東南アジアなどに分布。サギゴケ属。
ポイント
花は淡紅紫色で、長さ約1cm
ポイント
ほふく枝を出さない。
ツマグロヒョウモン
近年分布が北上しているチョウで、スミレ類や花壇に植えられたパンジーでも発生します。秋に個体数が多くなります。
【識別】後翅表の縁の黒帯と裏面の模様が特徴。メスは表の縁が黒い
【分布】本・四・九・南
【時期】4〜11月(多化性)
【食草】パンジーや各種スミレ類
【生息環境】人家や公園、農地周辺などの明るい草原
●パンジーやビオラなどのス
ミレの園芸種の花壇をつくると、発生しやすい