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2023年6月23日 CONTACT PERFORMANCE COLLECTION 一回目

CONTACT PERFORMANCE COLLECTIONという、CI(コンタクトインプロビゼーション)とパフォーマンスの集いの企画、一回目を名古屋市中村区のアクテノンでおこないます。
情報はWEBやフライヤーに書いているので、ここではなんでこんなことをしているのか?個人的な経緯やなどを書いておこうかと思います。続きは下のほうに


CI(コンタクトインプロビゼーション)は相手とつながりながら即興で踊るダンス
自分は高校時代~大学をドロップアウトするまで熱心に演劇をやっていたので、人前に出たりなにかやったりするのは平気なのですが、
振付を覚えてダンスをするのは苦手で、お芝居の中でダンスシーンなんかがあると結構苦労していました。音楽もダンスも習い事はしたことなく、運動も子どものころからまったくダメだったので
数年前、CIあいちのラボジャムとよばれる会に参加すると、まあぎこちながらも、わりとなんとか動けるのです。あとからわかりますが、1970年代にCIを作ったダンサーで振付家のスティーブ・パクストンは、CIに合気道の要素もとりいれていて、私も仏像彫刻の修行時代からお師匠さんのお子さんのつきそいではじめてずっとやっている合気道の動きに確かに通じるものがある。CIは合気道から「武」の要素を除いても、間合い、重心、接触、力のながれのような通じるところがあって自分にとっては入りやすかったのです。

数年ときおりCIあいちの活動に参加してきて、
特に2022年の鹿児島、2023年3月の新城での合宿、数々のワークショップを経て
CIあいち のなかでも、CIをパフォーマンスにつなげるパフォーマンス・インプロビゼーションをどうやったらできるか?という話題・関心がたちあがってきて
まずはあまり大ごとで、単独公演というのでなくても、公開ワークショップやショーイング、といったものでも、人前でやってみながら可能性をさぐっていけるのではと、今回の企画につながったのです。

と、同時に、コロナ禍でやっていたZOOMを使ったオンラインパフォーマンスや、さらに360度カメラで撮影するワンカットのパフォーマンスやVR(バーチャルリアリティー)を使ったパフォーマンス、
リアルとバーチャルをつなぐkinomalaboというアートユニットをたちあげ人前に出るようにもなり、
かたちをかえながら各地で何度もやっている演目「さまよえる喫茶店」もジョイントでやってみる。

さらにダンスだけでなく、演奏や別のジャンルのアートでも当日参加してもらえたり、ゆくゆくもっといろいろなコラボレーションがあらわれるような企画になっていけば、と

CONTACT PERFORMANCE COLLECTION

ともっともらしく命名して、今回がその実験的1回目となります。
味をしめて何度もやるようになるのか?


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