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ホメオスタシスの罠 day1 腹をくくれるのか私
10月19日 KIN104 音13
東京から戻った私は
意を決して
メキシコで行われるワークショップに申し込みます。
そのワークショップは現地空港集合&解散。
現地の食費、宿泊費、交通費、入場料など
全部含まれた、
いわゆるオールインクルーシブのリトリート。
ですがタイムテーブルがありません。
おまけにレビュー欄もなく、評価★5つの表記もない。
サイトに参加者の感想が2つ掲載されていましたが
どちらも内容はほぼ同じ
「素晴らしい経験だった」みたいな抽象的な表現。
結局どんなワークショップかは、
わからない。
我ながら、どうしてこんなものに
参加しようと思ってしまったのか?
英語もスペイン語もわからんのに。
その件に関して
こんな日本人が参加しても大丈夫ですかと
問い合わせしても、返事も来ないのに。
何度も後悔の念が沸き上がるにもかかわらず、
航空券はすでに購入してしまいました。
もう後には引けません。
音13の今日、決着をつけたい(何に?)
と勝手に思い、意を決してワークショップの
申し込みフォームに入力し
「ええい!もうどうにでもなれっ!」
そう思って、送信ボタンを押した。
なのに、画面はうんともすんとも動かず
またもやカードの引き落とし画面にならない。
なぜ?
何度押しても反応がなく
仕方がないので
ダブルの相部屋を選択していたのを
シングルルームに変えて送信してみると
ようやく送信されました。やれやれ。
ドキドキからホッと落ち着いたそのとき、
海外経験豊富な友人の言葉が
急に蘇ってきました。
実は友人にメキシコ行きのことを相談したとき
こうアドバイスされていたのです。
「こういうイベントに参加するときは
シングルルームじゃダメだよ。
相部屋にするんだよ。全然違うから。
言葉も覚えるし、出会いがある」
あーっ、そうだった。
やっぱりシングルルームじゃ、だめだめ。
それにシングルルームは旅行代金が
50,000円ほどアップするのです。
その日のうちに
ダメもとで、メキシコに部屋の変更を申し出てみました。
すると、数時間後に部屋を変更しますとメールが来ました。
あれ?
「参加しても大丈夫か」と問い合わせたときは
返信がなかったのに
申込後の部屋の変更は即レス。
ここでようやく気づいたのです。
すべてはもう決まっていて、
私が行くか行かないかは、相手が決めることじゃない。
それを向こうはわかっているのです。
それに気づいていなかったのは、私。
腹をくくることができていないのも、この私。
ホメオスタシス全開で、
変化を拒み、怖れていることが
自分でもよくわかりました。
頭ではわかっていても、
なかなかやっかいな、ホメオスタシス。
この後私は、こいつと綱引きをすることになるのです。
【マヤ暦的解説】
この日の太陽の紋章は、黄色い種。
現状維持を手放し、
自分の可能性を解放するエネルギーが働きます。
音13の日は、ギフトのようなミラクルが起きやすい
と言われています。
私の場合は、自分の中で何が起きているか気づけたことが
おそらくギフト。そして、
可能性を解放するって、どんなに怖く感じることか
を実感した日でした。
怖さを感じるだけで、実際には怖いことを
しているわけじゃないんですけどね。