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拘縮の話―足のポジショニング

足の正しいポジショニングは左右の足が上下で重なり、両足が平行になっていること。
拘縮ケアの場合は、横向きの場合足はずらしません。






左右の足がずれていることは、体のねじれや傾きに繋がり、拘縮へと進みます。






横を向いている時は、足を上下に重ね、ねじれを防ぎます。
横向きになっていると、上側の足は重力の影響を受け、股関節に対して斜め下に下がった状態になります。






上の股関節が内側に入っている状態です。
足の付根に当たる部分には神経や血管、リンパなどが流れています。
このため股関節の入り込みを放置してしまうと、圧迫されて痛みを感じます。






それに両足の内踝(うちくるぶし)や膝の骨同士がぶつかった状態になるため床ずれになりやすくなります。
横向きの時は、少足の間にクッションやタオルなどを入れて、拘縮や床ずれを予防します。





足が股関節に対して真っ直ぐになるようにクッションを入れます。
足先にもタオルを入れて、下半身が万遍(まんべん)なく支えられている状態にします。

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現場介護を伝えて行く まの@お仕事募集中
介護歴が約10年くらいの者です。これからの介護の未来とビジネスモデルについて色々思いあぐねています。介護の未来が明るものになるようにしていきたいと思っています。