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拘縮の話―拘縮のタイプについて

拘縮はタイプによって対応が異なるため、その人がどのタイプなのかを知る必要があります。
判断するためには、その人の「既往歴」から「脳卒中などの脳神経系の病気・損傷」の有無を確認します。





既往歴に脳神経系の病気がある場合。
ここで「全身が拘縮」か左右どちらかが「半身麻痺」の「麻痺側のいち部が拘縮」と別れます。





後者は「神経性拘縮(片麻痺)」
手足が反るように伸びて全身がつっぱるような全身拘縮がある場合は、「神経性拘縮(除脳硬直)」になります。





除脳硬直(じょのうこうちょく)とは。
中脳や橋(きょう)が障害を負った時に現れる硬直のこと。
特徴としては、足が真っ直ぐに伸びていること(足首も真っ直ぐになっている)腕が内側(手首も回転して握りこぶしの指側が外向き)を向いていている状態。





膝や肘が曲がってきて、ねじれなど身体が非対称な特徴のある全身拘縮がある場合は、「神経性拘縮に加えて筋性拘縮」も起きている可能性があります。





筋性拘縮でも身体にねじれが起きますが、それはかなり進行してからのことになります。
神経性拘縮+筋性拘縮の場合は、早い段階から身体が非対称となります。





「筋性拘縮」の場合のみ後から身体のねじれが現れることが多いです。

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現場介護を伝えて行く まの
介護歴が約10年くらいの者です。これからの介護の未来とビジネスモデルについて色々思いあぐねています。介護の未来が明るものになるようにしていきたいと思っています。