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拘縮の話―脇の下の隙間

横向きになると、上側の肩や腕が落ちて不安定になります。
腕に支えがないと隙間ができ、筋肉が緊張し拘縮に繋がります。
腕の正しいポジショニングは、クッションを深く入れて上半身(腕全体)を支えることになります。


こういう感じの物がいいですが、介護で使うには柔らかめのものよりある程度硬さがある方がお勧めです。
やわからかさがあると、すぐにだめになってしまったり体圧分散などの目的で仕様しにくいのもあります。






介護用品は以外に高いですが、それでなくてもアイデアと工夫で介護用品へ作り変えることが可能だったりします。





個人的には授乳用のクッションも使い方次第では、つかえるのではと思いました。
(インスタで検索している時にふと感じたことだったのですが)





上半身全体を支えるように、両腕の間に大きなクッションや抱き枕を入れておきます。
肩や腕が動かないほどの人には、小さなクッションをいくつか使って隙間を埋めていきます。





腕の部分だけを埋めるのはNG
ちゃんと脇の下から深く支えていきます。

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現場介護を伝えて行く まの@お仕事募集中
介護歴が約10年くらいの者です。これからの介護の未来とビジネスモデルについて色々思いあぐねています。介護の未来が明るものになるようにしていきたいと思っています。