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就職活動は自分を推すための準備期間

大学卒業まであと2か月。

バイト先や引退したサークルの後輩が就職活動を始めているのを見て、1年前の自分を
思い返していました。

そうして就職活動について思ったことがあるので書いてみたいと思います。

私は人事でも何でもない、
一介の大学生なので悪しからず。
(あくまで個の体験で
個の感想ですよということで。)

結論から述べると、

就職活動は自分を推すための
準備期間である


ということです。

順を追って書いていきます。

まず就活をしてみて気付いたことは、
面接時に会社や業界について聞かれることが
ほとんどなかったということです。

質問のほとんどが自分自身についての
深堀りで、会社や業界、職種に関連した
質問であっても、その本質は自身の
価値観を問うものだったと思います。

自身の価値観、それも普段聞かれないような
ことを聞かれて間髪入れずに答えられる人は
そう多くないと思います。

では、どうやって就活を切り抜けていくのか?

それは簡単な話で自分を知る、
知ろうとすることだと思います。

よく自己分析と言われますが、就活において
自己分析は最も重要だと思います。

個人的には、

自分の人生を語れる人が就職活動を
充実感あるものにしてくれる

と言っていいです。

ただ人生色々あります。
いつまでも忘れられない甘い記憶と、
忘れたくても忘れられない苦い記憶。

自分を語ろうとしても自分の嫌なところに
目が行く人も少なくないと思います。

それでもなお、「わたしはこういう人間で、
○○をしてきました。だから○○がしたい。
だから○○ができる。だから○○を求めている
貴方方にはわたしが必要でしょ?」をするのが
就職活動。

そしてこれをするには自分の推しポイントを
見つけていく必要があります。

だからこそ、就職活動は自分を推すための
準備期間
だと言えます。

皆さんには推しはいますか?

例えばアイドル、アニメ・ゲームの
キャラクター、はたまた身近に推しがいる人も
いるかと思います。

その推しの好きなポイントは
語り尽くせないほど思いつきますよね。
知らなかった一面が判明すると
それだけで嬉しくなったり、意外な一面が
ギャップ(萌え)として映ったり。

推しが推しである限りそこに推す理由は
無限大に存在します。

また「推しは推しだから」という、
理由を考える必要がそもそもないでしょ?な
姿勢もあります。

この推しに対する姿勢を
自分に当てはめていきます。

自分自身に対して「推す」というスタンスを
とること、すなわち

「自分は自分であり、自分であり続ける限り」
というスタンスをとることは、
他者と比較するのではなく、
自分をただ自分として受容し、
自分を際限なく語る
ことに
繋がっていくのではないかと思うんです。

そしてそれは就活のみならず、生き方として
活きていくのではないかと思うんですよね。

自分の人生を享受していくという意味でも
自分を推していく、自分を好きでいることは
人生を豊かにしてくれると思います。

就職活動は、それ自体を通して
自分の長所、短所、その他全てを含めた
自分を受容する練習場なのではないかと
感じました。

改めて結論を述べて終わりたいと思います。

就職活動は自分を推すための
準備期間であり、自分を他でもない
自分として受容し、自分の人生を
思いのままに語り
享受するためのものである。





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