見出し画像

(52)ソフィアとの同棲生活ーーchinko to america by mano

 6月ももうすぐ終わりを迎えるころ、大学を卒業したソフィアがいよいよニューヨークにやって来ることになった。ずっと待ち続けてきた日がようやく訪れる。
 到着口のゲートが開くと、目の前に彼女の姿が現れた。この瞬間をどれだけ待ち望んできたことか。約1年ぶりの再会だ。
「やっと会えた……。来てくれて本当にありがとう」
 ソフィアが卒業した大学は、コロンビア国内で1、2を争う名門大学だった。そのままコロンビアにいれば、おそらく仕事選びには苦労しなかったはずだ。それについて2人で何度か話をし、色々と考えた上で彼女はニューヨークに移り住む決断を下していた。
 
 空港からタクシーに乗り、クイーンズのアパートに向かう。2人で暮らすための準備はすでに整っている。到着後、スーツケースを抱えて3階まで狭い階段を登り、扉を開けてアパートの中に入った。
「ジョーンズボロのときに比べたら狭いけど、すごくいい場所じゃない」
 ソフィアもすぐにアパートを気に入ってくれた。
 
 リビングルームを見せたあとは、ベッドルームに案内する。
 寝室に入った途端、何かの言葉も発するでもなく、とっさにオレたちはキスをし始め、それと同時に急かされるようにお互いの服を脱がしていった。
 空港でソフィアと抱き合ってからオレのちんこは熱を帯び続けていたが、我慢する必要がなくなった今は膨張の頂点に達している。
 パンツを脱がされたあとは、どれだけ興奮しているかをわかってもらうために、オレはソフィアの太ももにすっかり固くなったちんこを強く押し付けた。その間もオレたちはずっと舌を絡め合い、最後にソフィアのパンティーに手をかけると、すぐにそれをはぎ取った。
 彼女はオレの首筋に片手を回し、もう一方の手を胸板からゆっくりと下げていく。オレの脳はいち早く次の展開を察知し、全身に歓喜のサインを送り始める。
 ソフィアの手のひらが陰嚢を優しく撫で、そこから這うようにしてちんこの側面をなぞっていく。この時点でオレはもう爆発しそうだった。
 
 体中で快感を受け止めながら、オレもソフィアの体に触れていく。形のいいお尻を両手で撫でたあと、豊満な乳房を左手で揉みしだき、右手の中指を両脚の付け根のうっすりとした茂みのなかへ滑り込ませていった。その瞬間、気持ちの良さに耐えられなかったのか、ソフィアは熱い吐息をもらすと、首を少しのけぞらせてうっとりとした表情を浮かべた。
 
              **********  

電子書籍化してみました。続きをお読みになりたい方は、ぜひぜひ下記URLへ。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?