絶対の違和感
ワクチンを接種した
よく聞く副反応は
私には起こらなかった
午前に接種し午後から出勤
仕事が終わった後は習い事に
翌日は半日仕事があり
結果私は全てこなした
もちろん副反応の事を考え
仕事の段取りし、習い事の講師にも
欠席の可能性がある事を伝えていた
同じように接種した友人に言われたのだ
「絶対副反応が出る。発熱する。
仕事なんて来れるわけない。習い事で
体を動かすなんてもっての他
絶対無理」
と
もちろん心配してくれての事だと
うんうんと聞いていたのだけど
接種が近づくにつれて、圧力がすごいのだ
「習い事は行けない。行こうって言うのが
考えられない。仕事も有休にしておくべき」
と
少しづつ違和感を感じてきた
もちろん体調がすぐれないなら
休むつもりだ
彼女の言う「絶対」とか「〜な訳ない」とか
「〜すべき」とか
自身がそんな副反応だったからか
休日をぐったり過ごしたらしい
「大丈夫だったよ」と言うと
「そう珍しいね。良かったじゃない」と
言った彼女の一瞬の苦々しい表情は
私の気のせいだろうか。
女性は特に「共感」して欲しい生き物
きっとどんなことでも
そしてどんな事でも人と比べてしまうのだろう
副反応の件ではなく
彼女が持ってる「絶対」や「〜すべき」を私は
仕方なく諦めてきた
彼女を純粋に羨ましいと感じる私がいる事を
きっと彼女は知らないんだろう
同じように接種した友人に言われた
「