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サロンワークにおける、教育する側(先輩)の心得10訓

教育する側(先輩)の心得10訓 

①プレイヤーとして優れているだけでは人を育てることは難しいです。 教育者として少しづつ”人間力”を上げていこう。

②美容師の年月を重ねて、最初から自分はあたかもできていたような錯覚を起こすことが良くあります。自分の”当初”をしっかり思い出そう。

その子の”成長速度や理解速度”に合わせて教育をしよう。 教育においては、”せっかちな人 / 待てない人”はダメよ。
「伝える、伝える、伝える、伝える、伝える、待つ、待つ、待つ、待つ、待つ」

④自分の怒りを反省として伝えても、相手にはまったく響かない。 なぜ怒っているのかを丁寧に伝えよう。

⑤お店の中が「自分達(内部)のこと」ばかりでなく、 「お客様のこと」をしっかり見るような空気が流れていれば、 極論、後輩たちはその店で”空気を吸っているだけ”で成長している。ということを覚えておこう。

⑥目の前の反省はもちろん必要。それにプラスして、なぜそうなのか? ということもセットで伝えるとなお良い。
さらにそれにプラスして、 美容師の楽しさや喜びを織り交ぜて伝えられるとあなたは反省会上級者。

⑦否定だけして褒めない反省会だと、萎縮し過ぎてしまう。 相手の良いところが見つけられないのは、むしろ教育者側の問題もあります。
無理に褒める必要はありませんが、どんなに小さなことも良かったことは良かったと伝えてあげましょう。 

⑧もちろん、芯を持って叱る事は言うまでもなく必要です。 ただ叱るときは、関係性がものをいう。これホント。
仕事だけの関係の人の言う事は、はっきり言って聞かない事が多いです。関係性にもメリハリが必要です。

⑨売上1年、利益3年、人10年。 
という言葉があるように、人を育てるのには10年かかると言われています。
だから、あくびをしながら待ってあげることが最大の愛情なんです。
 
⑩自分はもう覚えてないかもしいけど、みんなこうやって先輩たちに育ててきてもらったことを絶対に忘れてはいけないんです。 だから教育は絶対にしなくてはいけないんです。 だって自分がやってもらってきた事だから。 



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