サロン内のポジショニングを考える 〜その2〜
こんにちは。「マノ経営大学」学長の杉田 誠です。今回は「サロン内でのポジショニング」の第2回目です。前回は以下についてご紹介しました。
前回のおさらいはこちら>>
今回から2回に分けて、Lmanoのスタッフをポジショニングした実例をご紹介します。
Mさん(4児の母 / 週3勤務 / 9:30~15:30勤務)
❶の目的(視点)からみたMさんのポジショニング
「エイジングケア美容師」
そしてMさんの代名詞的なメニューを作りました。
「Mさん式オーダーメイドヘッドスパ」です。
これも「ヘッドスパ」というどこにでもあるメニューにフレーミングをして見え方を変え、伝わり方を工夫しただけです。ヘッドスパはどこにでもありますが、Mさんにしかできないメニューという意味では”希少性”が生まれます。
❷の目的(視点)からのMさんのフレーミング
こちらの視点はどちらかというと、”そのヒト”が”チーム”の中に存在する意義みたいなものです。”そのヒト”の性格や人生での経験がチームに与える「良い影響」を言葉として取り出し、それを「フレーミング」してあげるのです。
Sくん(スタイリスト歴1年半)
❶の目的(視点)からみたSくんのポジショニング
「デザインカラー(大人ハイライト)」
❷の目的(視点)からのSくんのフレーミング
こちらの視点はどちらかというと”そのヒト”が”チーム”の中に存在する意義みたいなものです。”そのヒト”の性格や人生での経験がチームに与える「良い影響」を言葉として取り出し、それを「フレーミング」してあげるのです。
まとめ
サロンの中でもポジショニングを考え、フレーミングすることでスタッフはやることが明確になり(教育)、サロン内でも「ヒト」に「役割」がつき「やり甲斐」が生まれます。
その結果、”ヒト”という最大の経営リソースを生かす事になり、最後に「お金」が生まれます。つまり〈ポジショニング〉は”教育”となり”お金”となる。ということです。
次回も、Lmanoのスタッフをポジショニングした実例をご紹介します。お楽しみに!
美容室経営者向け講座「マノ経営大学」では、悩める経営者に向けて相談やコーチングを行っています。経営、採用、環境整備、売上、教育など、美容室経営にまつわるお悩みは、公式LINEよりお気軽にご相談ください。
また、あなただけのオリジナル経営計画書作成セミナー「2日間で作れる経営の教科書」を開催中!詳細や開催スケジュールは公式HPや公式LINEをご参照ください。