介護美容の価値提供を考える
こんばんは。
今日は介護美容の価値提供について私なりにずっと考えていたことを言葉にしたいなと思います。
私、2020年の10月から介護美容研究所の東京校に通っていました。一応、一通り授業は修了し卒業したところです。最近流行ってますよね。
【介護美容】
介護美容研究所には志の高い生徒さんが多く、やる気にあふれています。みんなめっちゃいい人ばっか。生徒のみんなに会うと病院で働いていて奪われていたエネルギーが一気にチャージされるんです笑
そんな素敵な人達が介護美容を広めていこうというのだからそれはもう価値があるものですよね。
でも、どうなんでしょう。
介護美容の現実は結構厳しいです。時代はコロナ禍。《介護の現場に美容を》とはいえ施設側や高齢者自身も命には替えられない。リスキーなことはしたくないですよね。だとすると美容よりも命でしょとなってしまいます。当たり前ですね。しかも、美容を提供するなら別に私達じゃなくていいですよね。美容をずーっとやってきたその道のプロや美容師さんにお任せすればいいわけですよ。普通に上手だしね、プロの方がね。
しかし、それでも私たちが高齢者と関わり介護美容を成すことに価値があると私達は謳い続けるわけです。
なんででしょう。
それは介護美容がしたくて介護美容をしてるわけではないからなんですね。あ、これは私の意見なだけかもしれないのですが…。
つまり、介護美容はツールでしかない。わかりやすいキャッチーなキャッチフレーズです。
介護美容がしたいのではなく、
本当の目的は「介護美容というツールを使って高齢者にどうなってもらいたいか、どんな未来をもたらすことが出来るか」なんですね。
だから、介護美容がキャッチフレーズ的に使われていることが私的にちょっと嫌なんです。そこに真剣に向き合っている生徒達のその真髄を見ようとしていないですよね。
私たちのその中身に目がいかないから、美容集団のような慈善団体のような立ち位置になって軽く捉えられやすい気がする。
介護美容研究所に通って授業を受けて。
技術を身につけた上でマルシェ出店。
お客さんも来てくれて嬉しかった。
もっと視野を広げたくて他にもイベント出店のためにいくつか面接を受けてきました。
自分のやってることをペラペラと喋るわけです。アピール、アピール。
でもなんかモヤモヤが募るんですよ。
本当にやりたいことなんだっけ。
めっちゃ悩んでたんです。
施術させてくださいと言うのもなーんとなく自分に嘘をついている気がするんですね。
でも、私運がいいというか、引きが強いというか。出逢いに恵まれていて。
この間イベント運営企画をしている方とお話しさせてもらって、話をしながら気がついたんです。
私がやりたいことってこれかも。
本当の気持ちを言っちゃった方が人の心を動かすことが出来るのかも。
自分にしか出来ない価値提供の素材が分かった気がしたんです。
【介護美容】
はキャッチフレーズにすぎません。それを使って何を成し遂げたいか、本当の価値はどこにあるか、目標•野望をどこに置くかは人それぞれです。
私の成し遂げたいことはまた今度お話ししますね。共感してくれる仲間がいたら最高に素敵だと思う。笑
ここまで読んでくださりありがとうございます。