見出し画像

このメールに返信すると泥沼が予測される

夫が、メールを送ってくる。2日前から。
私は、送信元アドレスを拒否設定にし、文面を弁護士と長男に転送する。アドレスを変えて、今のところ全部で3通来た。最初の2通は短く、昨日来たのは少し長かった。

文面を読んで、
これ、返信したらあかんヤツ。
と、感じた。
そもそも私は弁護士と契約していて、窓口になってもらっているのだから返信はしないが。
弁護士と契約すると決めたのは、相手とはまともに話ができないから。

仮にこのメールに真面目に返信しても、相手は私の文章を丁寧に読み込むことはしないだろう。
感情的に反応して、きっとしつこく身勝手な自己主張を一方的に繰り返すだろう。
意識しているかどうかわからないが、やっていることは自己正当化でしかない。嘘も100回言えばほんとうになるとばかりに身勝手な言い分を書き連ねている。
センチメンタルな文面からは、自己陶酔と自己憐憫でいっぱいになっている状態がありありとわかる。
これは、離れるべき相手であり、今回の決断が正しかったとあらためて確信する文面でしかない。

今回の別居は、開業を夢見る私が夫と次男の2人の存在を負担に感じて決行したことになったらしい、夫と次男の2人の中では。
何を勝手なことを。

「どうして子どもに勉強させんといかんのじゃ!オレがもっとカネを使えるはずじゃ!」
と、子どもの教育費を出したくないと言い放って怒鳴ったとき、こんな金銭感覚の夫ではとんでもないことになると実感した。家族のこれからを考えて資格取得の勉強を始めた。ふわふわした『夢』なんて言葉を使われては心外だ。夢などではない。必要に迫られて切実だった。社会保険労務士に決めたのは、この社会のシステムや、権利と義務の関係について正確に理解する必要を感じたからだった。

しかしつくづくあきれたのは、

この、別居直後に弁護士事務所のポストに入れられていたという要求事項と今回来たメールとの不整合だ。

玄関の鍵。
購入時に180万のうちの100万を私が出した車のスペアキー(通常使っているキーは使わなかったし、スペアキーは引越しに使うにあたり電池切れだったので私が電池買って入れましたがなにか?)。
作ってもいないキャッシュカードの家族カード(完全に夫の妄想)。
…を、返してください。
と書いた紙が入っていたという。

弁護士に回答書を作成してもらった。
鍵・車のキーについては玄関ポストへの投函は不用心だし、傷んでもいけないので第一回調停で返すつもりで預かっています。
キャッシュカードの家族カードは作っていませんので存在しません。

ああ不愉快だ。
しかし私がいなくなったこと自体はOKなんだな。
異常な量の溜め込んだタカラモノの置き場所ができたね。

と思っていたのだが。

もうすぐ第一回調停がある。



いいなと思ったら応援しよう!

マンネンロウ
もしもチップをいただけましたら、文章修行の為の書籍購入に使わせていただきます🍀。