2024.9.13 13時 自民党総裁選立候補者共同記者会見に思う
ほかの用事をしながらだし、真剣に向かいあって視聴するとイライラするから流し見流し聞き。
なんか言うてはる。
立派らしいこと、しおらしいことをなんか言うてはる。
気になる言葉がある。
「政治とカネの問題が不透明なことが問題…」云々と、小泉進次郎。
1億2千万人以上の国民がいる国家の舵取りをするのに、政治に関わる資金の使い方が透明ということがあり得るのだろうか。
マスコミは口を揃えて、
「政治とカネの問題」
「政治とカネの不透明」
という言葉を使う。
政治家やマスコミは、一般国民をバカだと思っている。
一国の政治において、資金の使い方が透明で誰にも納得がいくような単純なものだということがあり得るか。
決まり文句のように言っていれば国民の耳が慣れて、
「セージとカネがモンダイだな」
と、わかったつもりでもっともらしく唱えはじめるようになるさとたかを括っているんじゃないの?
どうせ自民党員じゃない私には、投票権などありはしない。
政治資金の使い方が『不透明』なのではなく、『不適切』とでも言うべきではないのか。いや、『著しく不正』か、『悪質』か、『犯罪レベル』か。
つまりは、ありうべからざる使い方をしていたことが露見したということではないのか。
候補者たちは、あれをやります、これをやりますと口々に言う。実際にやるかやらないかはわからない。気になるのは、この場で決して口に出さないことで、国の浮沈に関わる大きなことを、やるつもりなのではないかという不信感。
かつて、
「自民党をぶっ壊す」
と叫んで、日本の社会システムを大きく傾かせた人間がいた(比較的安価でかなり迅速だった郵便配達が、普通郵便だと同一市内で足掛け4日もかかる体たらくになり、来月からは利用料金が値上げされる。料金と速度を併せると、実質何倍の値上げになるのか。これが傾かせたのでなくてなんだろうか)。
キャッチフレーズに、目をくらまされまい。
なにを目論んでいるのやら。
私は疑り深い性分なのだ。
これ以上聴くのが苦痛になってきたから、テレビを切ろう。