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本当に「思ったことが現れる」のか
生命研究会は農業や畜産、医療、飲食業などあらゆる「生命」に関することを研究する会なので、毎度それを念入りに考えます。
生命研究会には、自然が教える生命研究会、という前タイトルが付いているので、自然とは何かを考えます。
自然とは「然り自分」と書きます。
自分=生命=自然。
自然を良くするとは自分を良くする、ということです。
自分を良くするためには心や想いを良くしなくてはなりません。
どのような現実であっても目の前のことは自分の心に答え=原因がある、ということを認め、原因を探したら次にそれをどうやって良くしていけばいいのかを工夫していく作業です。
だから何をするにも己を知る、普段から自分がどんな想いを持っているのか、この自問自答が基本になります。
出したものが返る。
思ったものがあらわれる。
・・・などと書くと大変に新興宗教じみて怪しまれてしまいますが、素粒子の世界では質量を持たない周波数が素粒子という物質を形成しているという物理が成り立っているので、周波数と物質が相互変換されるのが自然界のルールと思えば、たしかに見えない意識は見える現実にならないとおかしいわけです。
というわけで実験です。
この日の夜、思いがけずギリシャ人シェフが作る本場ギリシャ料理をいただく機会にめぐまれました。
わたしは2014年に旅行したのですが、ギリシャが大好きで、本当に好きで、食事もものすごくおいしかったので、
「やった!!ギリシャ料理が食べられる!!!!」
とバンザイ三唱でレストランに向かいました。
ああ夢にまで見たギリシャヨーグルトソース、ヤギとチキンの肉料理、チーズのサラダ、そしてギリシャワイン・・・
まさしくギリシャ神話の神々の食卓を目の前に、瞳孔が広がりました。
「まだよ!!わたしのせつめい、きいてからよ!!」
豪快なギリシャ人女性シェフの制止をふりきり料理を皿に盛り、いただきまーす!!
ウマー!!!!!!!!!
うまーーーーーーー
これだよーーーーーーー
これがたべたかったんだよううううう
もう、泣きそうになりました、何ならギリシャで食べたギリシャ料理よりおいしかったです。
ワインも何杯飲んだかわからなくなった頃、デザートの説明がありました。
酔っててくわしいことは覚えてませんか、八角を使ったケーキだそうです。
「ギリシャでは新年のケーキにコインをひとついれるよ!!当てた人は、一年間、ぜんぶあなたの思い通りよ!!最高にハッピーよ!!!!」
赤ワインで完全に目が座ったまま、いまだ、と思ったわけです。
我は無限也、意識が現実、思ったものがあらわれるなら、いまこそそれをやる時でしょう。
「そのコイン入りのケーキ、絶対に、わたしがもらう」
100%思いました。
レストランにはほかに30人以上の人がいましたが、関係ありません、今晩コインをちょうだいするのは、この、わたしです。
さてその後もみんなでワーワー騒ぎながらますます酔いが回っていったわけですが、しばらくすると焼き上がったケーキが運ばれてきました。
どのテーブルも大騒ぎで皿もグラスもあふれんばかりでしたが、たまたまわたしの目の前がなんとなくあいてました。
豪快な女性シェフがそこへすかさずケーキを置きました。
真っ先に手を伸ばしました。
瞬間的に超真剣になると、迷いが消えます。
こういうときの自分の抜群の勘の良さ。
ほらね!!
自分のことが大好きになる瞬間です。
意識は現実化しますよ。
目の前にいたみささんと隣のしんごくんが呆然としていたので、空前のドヤ顔をしておきました。
みんな農業とかやって実や葉で結果を出してるのに、わたしも生命研究会に散々参加しといて、たまには結果出さないと、わかってることになりませんからね。
というわけで実験は終了です。
思ったことは、あらわれる!!!!