ライブ参戦&PTAを放棄した話し
久しぶりにめちゃくちゃアイドルにはまってて、デビューショーケースまで行ってきました。
初めて来たよ幕張メッセ。
開始3分で売り切れた超プレミアムチケット、取ってくれたお友達ありがとうございました。場所はアリーナ後方でしたがなぜか自分の前の席が空いててステージめちゃくちゃ見やすくなってしまっているというある意味神席で、お友達にはさらに感謝です。
オフィシャルTシャツまで買って気合い入れてる風なのに、生まれながらの陰キャのせいかどうもライブに熱狂するという感じにはならず、微動だにせず双眼鏡を覗いては「ウワー本当に存在してる」と推しの物理をひたすら確認してるだけの2時間でした。とはいえめっちゃ楽しかったです。
コロナもあってか最近のライブの傾向なのかそれとも昔からそうなのかよくわかりませんが、歌が終わるとみんな一斉に席に着き、歌が始まると再び立って楽しむ、そしてまた座るみたいな一連の流れがライブにしてはお行儀良すぎておもしろかったです。
ちなみに隣にはどう見ても70オーバーのご高齢夫婦が参戦してて、奥さんに連れられて無理やり見に来たのかなあと勝手に想像していたダンナさんがライブ中控えめながらもサビ部分では歌を口ずさみ、座ると「グッズほしいな〜・・・」とつぶやくなどしておりガチファンでよかったです、夫婦でガルプラ見てたのかな、いい老後ですね。やばい陰謀論系YouTubeとか見るような倒錯した老後にならなくてほんとよかったな。
そういえばカルトが騒がれる世紀末JAPANですが、こういうライブなんかでもファン同士のオフ会や交流と称して勧誘活動があったりするらしくまじでカルトは許せんなと思います。他人の純粋な推し活にまで潜り込むとは卑怯にもほどがありますね、みんな気をつけよう。
その後舞浜に移動してイクスピアリではしゃぐ我々。
結局この日は朝から晩まで外で遊び倒し、足が死ぬほど疲れましたが翌朝ツヤツヤの肌と輝く笑顔の自分が鏡に映っており、推し活の持つとんでもないパワーを実感しました。やはり好きなものを行動化させるの大事ですね。
さてわたしがこんな風に人生を謳歌していたとき、夫と息子は高校の文化祭に参加していました。
わたしが息子の中学卒業と同時に「今後一切PTA活動はしない」と宣言したところ「いいよ!!」と即座に返事をしてくれた夫は言葉通り高校でのPTA活動に率先して加わり、文化委員とかいうやつに就任したらしく、本日は父子で出動。
2人とも灰のように燃え尽きて爆睡していました。
のちに夫が語ったところによると
「しょうもないことをやたら長時間かけて議論する」
「当日のオペレーションが悪すぎる」
「なので俺が『これはこうだからこうしたらいい』とわかりやすく整理した仕事を『あらそれいいですねじゃあわたしやります』と知らない保護者にすべて攫われる」
「そうやって俺が発見したラクな仕事を他の保護者共に独占され、最もめんどくさい仕事だけ手元に残りそれをやるはめになる」
「とにかく最悪」
だそうです。
まあこっちはそれを保育園から中学までやってきてるので、コロナもあってあらゆるイベントが潰れまくり、やっと今年文化祭をやった=つまりたった一回しかPTA活動をしないですんだ夫がどんだけ愚痴を吐こうが、逆にわたしをその10倍はねぎらってほしいなとしか思わないわけですが、とはいえちゃんと父兄の義務を果たしてきた夫にはなにも言わず、同じ苦労を体験できてとりあえず良かったということにしました。
愚痴を吐きながらも夫はPTAの出し物であったオリジナルエコバッグ作りの接客を誰よりもがんばり、激務の合間にわたしのおみやげにと自分でもオリジナルエコバッグを作って持って帰って来ました。全然いらねえけど。うちにエコバッグ何個あると思ってんだよ。しかもなんだよこの黄色のゴリラ柄は。使うわけねえよ。
などとそんなことはもちろん言うわけないじゃないですか、夫の愛ですからねこれは・・・ゴリラの・・・ゴリラかよ・・・よりによってなんでゴリラにしたんだよ、他にもっとあっただろ。
黙ってニヤついてるわたしを見て「ねえ!!どうして笑うの!!いっしょうけんめいつくったんだよ!!」マンガのように地団駄を踏んで憤慨している夫がますますおもしろくてさらにニヤニヤしてしまいました。
相変わらずそんな感じで家族楽しくやっております。最近はもうほんとにこれぞ幸せ、という人生を送っております。2022年もあと3ヶ月、また毎日感謝しつつのんびりがんばってゆきたいです。