タイ古式マッサージの話 ①
「อารมณ์ดีมั้ย?」(ア ロム ディー マイ?)
これはタイ語で「気分はどうですか?」
「機嫌は良い?」っというフレーズです。
ロムは「風」、アが付くと「気分」「機嫌」になります。
タイでは地球も、人の身体も、全てのものは
火・水・土・風の4つの要素から出来ていると考え、このバランスが崩れると、痛みや苦しみを引き起こすと考えます。
要素の一つでもある「風」は身体中を巡って全体を調整してくれるエネルギーラインでもあり、中医学でいう''気"のイメージですね!
タイ古式マッサージではこの風がとても重要と考えます。
「体=心 」「体=地球 」と考え
大雨が降れば洪水になるし
炎症が起これば噴火する。
それを無理矢理抑えるのではなく
余分なものは排出し流れを良くしようと考えます。
そのバランスをとってくれるのが風なので。
気分はどう?(調子はどう?)と聞く時に風のワードがでてくる訳ですね。
タイ古式マッサージでは、適度な指圧とストレッチを使い、この風をコントロールします。ザックリ言うと、「風通しの良い身体にしよう!」っという感じです。
身体はもともと元気になる力を持っているので、マッサージでは風通しを良くしてその手助けをしていきます。
風はとっても移り気で身体にすぐ影響します。
風の急激な減少は痙攣や手足の機能低下を起こしたり、風の急激な移動はめまい、頭痛、じんましん、咳、鼻水などを起こす事もあるので、マッサージはゆったりとしたペースで行われます。
また足の先から頭の先までマッサージするので、タイでは120分が基本となっています。
なのでやはり90分以上がオススメです!
これからの時期は空気が乾燥し始めるので、免疫力が落ちやすくなってきますし、気持ちも沈みやすくなったりします。
体が上がると気持ちも上がります!
風通しの良い体にして、季節の変わり目をอารมณ์ ดี(アロムディー)に、ご機嫌に過ごしましょう♪
manna
03-3702-8772
世田谷区奥沢7-53-2-102
自由が丘駅 正面口から徒歩7分
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