退院後の夫婦喧嘩【骨折・退院後】
退院しました。
予定よりは早いのですが、私がもう入院していたくなかったし、入院していても診察があるわけでもなし、リハビリなら通いでもできると思ったからです。
退院後、子供たちとはお互い涙ながらに再開を喜びあいましたが、夫との関係は微妙です。
たしかに、今回の事故では、夫に多大な負担をかけました。
仕事は繁忙期真っ只中、子供は小学生を筆頭に保育園児が三人(一番下にいたっては、まだ一歳三ヶ月)。仕事中こそ義母に面倒を見てもらっているものの、仕事から帰ったら、四人をお風呂に入れ、ご飯を食べさせ、明日の準備をして、歯磨きをして、寝かしつけ、末っ子に夜中に起こされ…翌朝は子供たちを起こさぬように4:30に仕事へ向かう…という日々です。
5人分の洗濯や、離れの掃除やゴミだし等、家事は無限にあります。それを、昼ごはんを食べる暇もなく働きつつ、一手に引き受けていたのです。
繁忙期の仕事も、もちろん家のことも、どれほど大変かがわかるだけに、よく2ヶ月以上も頑張ってくれたな、夫でなければ1週間ももたなかっただろうな、と心から感謝しています。しているのですが……
でも、もう少し私に優しくしてくれたっていいじゃないか!
私が怪我をする前から「お互いやれることをやろう」というのが夫の口癖。確かにその通りなのですが、私は「具合が悪かったり気分が乗らない時は相手に甘えたい、休ませてほしい(最低限のことをやっていればそれでいいじゃん)」と思うタイプです。
どうもその姿勢が夫の目には「怠け」に映るようで、私が休んでいると不機嫌になります。
退院直後、普段通りに歩き回って家のことをやっていると、足がパンパンに腫れて痛みが出たので、足を椅子の上に上げて横になっていると、仕事から帰ってきた夫に「使えないなら入院すれば?俺一人で全く問題ないから」と言われました。
とんでもない暴言だと思いました。
俺一人というのは、ご飯の準備や仕事中の子供たちの面倒は義母が見てくれた上でのことです。
私が家に戻ったその時から、当たり前ですが、それらは私の仕事となり、足をかばいながら、子供たちを追いかけながら8人分のご飯を作り、食べさせ、お風呂に入れているのです。その合間に横になって休んでいるからと言って、なにもしていないわけではなく、むしろかなり無理をしてやっているんです。
退院直後からフル稼働している私を「大丈夫?無理してない?」と労るどころか、暴言を浴びせるなんて、この時本気で「やっぱこいつ無理かも…」と思いました。
そんな険悪な雰囲気が数日続いた後、多少冷静になった私は「余裕がないと、お互いを思いやれなくなって、離婚の二文字が浮かんでしまうんだよな」と、これまで何度も思ったことを、またしみじみと感じるのです。
結局、いつもそのパターンなんです。
険悪になる時、別れを意識する時は、お互いに余裕がないんです。
そうなりたくなければ、自分が相手よりも大人になって、「今は私も余裕ないけど、向こうもより余裕がなくて思いやりゼロになっているから、何か言われても取り合うのはやめよう」「きっと私より向こうの方が大変だろうから、相手が快適に過ごせるように家を整えよう」と思って実行することなんですよね。
なるべく、なるべく穏やかに過ごせるように精進したいと思います。はい。