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【自然農】2つのミツバチの飼い方:共生する養蜂と殺す養蜂

✅知ってましたか?ㅤ農業に自然農があるように、ミツバチにも自然に優しい養蜂があります。

ㅤこんばんは、まんまる楽園の宮城幸司です。

ㅤミツバチを飼い、ハチミツをいただく方法…
実はそれを大きく2つに分類できます。
1つがミツバチと共生する養蜂で、
もう1つがミツバチを殺す方法です。


ミツバチと共生する方法と殺す方法

1.殺す養蜂

ㅤ今や養蜂にはいろんな種類があります。
その中でも、採蜜(ハチミツを採取すること)
のときに、ミツバチや蜂の子を
殺してしまう方法が主流となっています。

ㅤミツバチの巣の中には、
蜜が貯められている貯蜜圏と、
蜂の子が育てられている育児圏があります。
また女王蜂がいるエリアもあります。

ㅤ採蜜の時に、育児圏や女王蜂がいるエリアも
いっしょに採蜜してしまう場合、
蜂の子やサナギを殺してしまうことになります。

ミツバチを殺してしまう方法とは

2.共生する養蜂

ㅤその一方で、蜂の子もサナギも
犠牲にならない養蜂があります。

ㅤ私が知る限りでは2つの方法があります。

(1)重箱式

ㅤ蜂の巣箱を上下に積んでいく養蜂の方法です。
蜂は箱の中に十分に巣を作った後には、
下方向に新しい巣を作っていきます。
そして、十分に
2段目、3段目の巣が育ってくると、
1段目には育児圏がなくなります。
育児は2段目以下で行われます。
この状態になってから1段目を採蜜すると
命を犠牲にせずに採蜜を行うことができます。

(2)巣枠式

ㅤ蜂が巣を作る環境を、
四角形の木の枠のみで用意してあげる養蜂です。
蜂たちはこの枠の中で、
自ら巣を作っていきます。
この場合、1つの巣枠に、
貯蜜圏と育児圏が混ざっていても、
貯蜜圏のみをナイフ等で切り離して、
採蜜が可能です。
育児圏を残しながら採蜜できるので、
命を犠牲にすることがありません。


ㅤその一方で、蜂の巣を
全部人工で作られたもので
養蜂をする方法もあります。
人工巣礎と呼ばれます。
こちらは、貯蜜圏だけを
切り離すことができません。

ミツバチと共生する養蜂とは

3.自然と共生する暮らし方

ㅤどうせ暮らすなら
自然と共生する暮らし方が良くないですか?
草や虫と共生する方法が「自然農」ですね。

ㅤそして、養蜂においても
ミツバチと共生する方法があります。
ミツバチの生命を大切にし、
蜂達が十分に生きていけるだけの
蜜を残しながら、採蜜します。
こうすることによって、長い期間、
永続的に同じミツバチ群と仲良く暮らせます。

自然と共生する生き方

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* 次の一歩 *
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