【自然農】自給率１０％❗種採りしない日本の農業の末路
ㅤなんと❗日本の種の自給率は１０〜２０％
だそうです。それってヤバいんじゃないの？
と思われたあなたは、素晴らしい。
何がどうヤバいのか気になる方は、
この記事を読んでください。
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ㅤこんばんは、まんまる楽園の宮城幸司です。
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ㅤ今日は日本の農業のリスクについて
考えてみたいと思います。
種の自給率が１０％・・・
ㅤ→ㅤ種を外国に依存しているわけですが、
ㅤそれって大丈夫ですか？
１．種の自給率の危機的状況
ㅤ少々古いデータになりますが、
朝日新聞が2012/12/25の記事で、
種の自給率を報道しました。
この記事によると、
日本の種の自給率は10〜20％だそうです。
これは大手種苗会社のサカタのタネと
タキイ種苗に取材した結果です。
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ㅤ「別に種を外国に作ってもらっても、
ㅤ問題ないんじゃないの？」
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ㅤと、思われたら、
どんなリスクがあるかを考えてみましょう。
２．種採りしないリスク
ㅤもし、種採りをしなかったら、
下記のようなことが考えられます。
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・もし輸入が止まったら・・・
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ㅤ種は農業の始まりです。
種がないと、農業ができません。
そんなことめったにあるわけないと思いますか？
ㅤとはいえ、地球上ではあちこちで、
熱波、山火事、ハリケーン、津波、
洪水、干ばつなどが起こっています。
海外に依存していて、本当に種を
ずっと輸出し続けてくれるでしょうか？
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・もし価格が高騰したら・・・
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ㅤすでに、肥料や飼料の価格が高騰していて、
農家さんの経営を圧迫しています。
また、ハウスで促成栽培をされる方は、
暖房に使う燃料費の高騰も、
打撃を与えています。
同じように、輸入している種の値段も
上がってくる可能性があります。
全ては、食料品の価格に転嫁されていき、
家計を圧迫します。
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・もし危険な種しか売ってくれなかったら・・・
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ㅤ例えば、遺伝子組み換えの種子しか
輸出してくれなくなる可能性があります。
国民の安全を守るために、
大切なものは自給すべきだと思います。
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ㅤ種に限らず、人が生きていくために
必須のものがあります。
それは、水、空気、食料、エネルギーです。
これらの安全性は、他者に委ねてはいけません。
それでは国民の安全を守ることができません。
いついかなる時も日本を守るために、
大切なことには自国で
責任を持つ必要があると思います。
３．種採りに重要な３つのこと
ㅤでは、種取りはどのように行ったら
良いのでしょうか？
ㅤ特に難しいことはないですが、
３つのポイントをお伝えします。
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・種採りに向く種を選ぶ
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ㅤ採った種は、また来期に種蒔きしますね。
その時にまた同じように
良く実ってくれることが大事です。
そのためには、F1種ではなく、
固定種や在来種を選びましょう。
固定種・在来種の販売で、
最も有名なのが埼玉県の「野口種苗」さんです。
種はネットで購入できます。
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・種採り用に残す
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ㅤ種採りをするために、植物を育てたら、
収穫するものの他に、
種採り用のものを畑に残しておきます。
よく熟してカラカラになったら、
種採りをします。
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・種の保管
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ㅤ種は来期まで貯蔵して置かなければなりません。
カビてしまったりすると、発芽率に影響します。
よく乾燥させて、湿気が入らないように
容器に入れて保管しましょう。
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ㅤ食料を作ることは大変素晴らしいことです。
しかし、その食料生産の行程の中で、
実は海外に依存していることがいっぱいあります。
種もそうですし、エネルギーや肥料、
農薬もそうです。
これらがないと農家さんは
生産を続けられませんが、
これらを「自給できていない」というリスクも
頭に入れておく必要がありますね。
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＊ 次の一歩 ＊
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＊ お礼 ＊
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