まんまる

Inaca Lehman 書きたいことを書いて、読みたいものを読んでます。

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最近の記事

    • 自民がコケたら他がいないっていうのは不安定すぎる。二大政党制が羨ましく見えてしまう。

      • 大谷翔平の傍らにいた犬は猫をかぶっていた!?

        メジャーリーガーの大谷翔平選手が2023年の年間MVPを獲得した時、その傍らにいたのはコーイケルホンディエ(以下、コイケル)でした。 この犬種はこの事で一気に注目を集めることになります。 メディアもこぞってこの犬種を取り上げました。 しかし、この熱狂はコイケルのブリーダーや飼い主、ペットを愛する全ての人に不安を抱かせることになります。 一気に人気を集めることは需要と供給のバランスが崩れるという事。 それゆえ、熱狂のたびに悲劇とも呼べる繁殖と販売、飼育放棄が繰り返されてきまし

        • 善意

          今から20数年前、私が学生だったころの話。 勉強もそこそこに、週末のアルバイトで貯めたお金で自転車を買い、夏休みに北海道へ自転車旅に出た。 その頃は、そういったことをするのが学生の特権だと思っていたし、そういったことを推奨するような雰囲気が世間の一部にはあった時代だったと思う。 なので、自分を高等遊民かの如く錯覚して旅していたのだけれど、そんな勘違いヤロウに世間はえらく優しくしてくれたと思う。 コンビニでペットボトルの水をタダで差し出してくれた店員さん。 帰りの電車

          上書き

          「この時期はコンタクト2日持たないな。目がゴロゴロする。」 誰かに答えを期待したわけではない不満の声は宙を漂い、慌ただしく化粧をする彼女の耳に届いた。 「メガネにすればいいのに。」 と彼女は答えるとでもなく鏡の中の自分に向かってつぶやく。 聞こえないふりをしてもよかったが、その声を拾って応える。 「メガネかけると鼻が痛くなって。」 「・・・」 彼女の興味は既に自分のまつ毛のカールに移っていた。 今は一心にまつ毛を反らせている。 鼻が痛くなるというのは私の彼女

          絶頂

          この瞬間、全てが終わったと思った。 いや、その瞬間はまだその覚悟はできていなかったかもしれない。 他人事の様に"終わった"と思った。 これから起こることは想像ができた。 前例がありすぎるほどあった。 激しいバッシング、それから人が去り金が去る。 そして、すべてを失う。 世の道理に抗うことはできない。 なるようになるしかないと思った。 それから起こったことは、想像通り想像を絶していたが、それらを拒否することはできなかった。 そもそも、そのような余力は残ってい

          植物からパワーをもらう

          我が家には小さい庭があり、そこには草花が植えられています。 リモートワークで一日家にいると、しばしばその草花を眺めることになります。 日に日に青々とした庭にかわっていくのを眺めるていると、植物の持つ力強い生命力をあらためて感じます。 特にヒメシャガは昨年の猛暑で枯れかけましたが、今年は活き活きと葉を茂らせています。 昨年、花屋から買われてきてうちの庭に植えられたばかりの時は、弱々しく西日にうなだれていましたが、地下ではしっかり根を張り続けていたのですね。 今年は株を

          植物からパワーをもらう

          偏り

          <正常性バイアス> 日本は諸外国に比べてコロナウイルスによる致死率が低い。感染しても自分が死ぬことはないだろう。だから通常通り生活していても大丈夫だ。 <楽観性バイアス> コロナウイルスで若い人が重症化する例は少ない。自分は若いから旅行に行っても大丈夫だ。 <知識の呪縛> コロナウイルスには若者も感染する。重症化して死に至る人もいる。それを知らずに旅行に行く若者はけしからん。

          総会の季節なんですが

          そこかしこで総会が開催される時期となりました。 地域、学校、会社などなど。 私も関係する総会がいくつかあります。 ただ、これだけコロナウイルスがまん延してくると本当に今やらないといけないですか?という疑問が湧いてくるわけです。 最高意思決定機関である総会でないと決められないことがあるので、年度を締めて新しい年度を始めるにあたって重要事項を決定しておきたい。 開催する理由にそういう思いはあるのでしょう。 また、法律で開催が義務付けられている総会もありますし。 ただ

          総会の季節なんですが

          氷河期を生き延びた末に

          わたくし、氷河期世代ですから、社会や組織に搾取されてきたという意識が強いのですよ。 こちらからのギブが強めで、あちらからのテイクが弱いと思っているわけです。 給料上がんないし、税金増えるし。 えっ?! お前が優秀じゃないからって? いやー、、、優秀ではないかもしれないけど、バブル時代の適当な爺さんどもよりは仕事してますよ。 しかも、ち密に素早くね。 バブルのころなんて結構適当じゃないですか。 コンプライアンスなんてゆるゆるだし、予算もゆるゆるだし、能力なければ

          氷河期を生き延びた末に

          おばあちゃんと食べたはっさく

          ちーちゃんはおばあちゃんと一緒に谷あいの小さな村に暮らしていました。 お母さんは麓の町に住んでいて、朝早くから夜遅くまで市場で働いていました。 お父さんはいません。 お母さんに会えるのは月に一度くらいです。 ちーちゃんはお母さんとあまり会えないことを寂しく思っていました。 そんなちーちゃんをおばあちゃんはやさしく面倒見ていました。 ちーちゃんはおばあちゃんのことが大好きでした。 おばあちゃんといつも一緒でした。 村には週にいちど、移動販売車が来ました。 移動

          おばあちゃんと食べたはっさく

          会社で使う用語集2

          【しっかり】 「堅固なさま。確かであること」の意味があるが、何がどの程度しっかりするのかを明言することはない。 類義語に「ちゃんと」がある。 【大丈夫】 「安心していられるほどに危なげないこと」の意味があるが、なぜ大丈夫なのか語られることはない。 この言葉を連呼するときは、大丈夫ではないという意味。 【いいやつ】 反対語に「わるいやつ」がある。いいわるいの判断基準は明言されていない。 女子が使う「かわいい」と同じくらい真意をはかりかねる言葉。 やつは製品や部品を指すことが

          会社で使う用語集2

          仕事の進め方について思うこと

          日本という国で長年働いてきて、ここが日本のガンだなーと思うところは、人によってやり方が違ったり、対応が違うこと。 Aさんの時はこれで問題なく仕事ができたのに。 とか Bさんは俺の言うことは聞いてくれないんだよな。 とか そんなことの連続。 ルーチンワークなんですけどね。 一方、アメリカの会社相手に仕事をすると、やりにくさは感じないです。 ルーチンワークはシステマチックにやりますね。 もともと強い差別のある国ですから、上記のようなことがないように仕組みが作られ

          仕事の進め方について思うこと

          違約金の支払い方法

          「部長、会社を辞めさせて頂きます。」 「……藪から棒に何を言っているんだ?」 「だから、会社を辞めると言っているんです。」 「何があったか知らんが、そんな急にはやめられないぞ!まずは話を聞こうじゃないか。」 「いえ、それにはおよびません。明日から有給休暇を消化します。で、1か月後にやめれば問題ないでしょう?」 「そう勝手を言っちゃあいけないよ。引継ぎだってあるじゃないか」 「引き継ぐ仕事はありません。だって、私に仕事がないのは部長もご存じだったでしょう?!」 「

          違約金の支払い方法

          ずっと氷河期

          JAPAN as NO.1という言葉にいい気分になっていたあの時。 科学技術立国という言葉を使い始めたあの時。 しかるべき立場の人は将来を見据えていなかった。 この国のしかるべき立場の人も属国の国民。 将来のビジョンなど持てなかった。 ビジョンは独立国である大国が持つべきものだった。 属国は結局そのビジョンに飲み込まれた。 バブルの時、属国の国民は、ただただ時代を謳歌し消費した。 指標はこの国の衰退を示していたが、だれも気付こうとはしなかった。 先の大戦。 国

          ずっと氷河期

          会社で使う用語集

          【課題審議】 経営層のおっさんが各事業部の偉そうなおっさんを集めて経営課題について審議する場。 基本的には社長の思うストーリーにまとめるので、社長にセンスがないと下々のものが路頭に迷う。 【中期経営計画】 経営層のおっさんと各事業部のおっさんが温泉に入り、酒を飲み、女を抱いてハイになった状態で決めた中期的な経営計画。 中2の妄想かというくらい現実との乖離が激しく、下々の者が右往左往する。 中期って何?と聞いても答えられるものは誰もいない。 計画が達成されることはない。 【

          会社で使う用語集