日商簿記簿記3級 #2
#1に続き 、簿記村は、5部族で構成された世界です。
5部族とは、資本、負債、資産、収益、費用。
毎日のお金の動きの記録である「仕訳」の時に
入るお金は必ず、どこかに所属します。
所属しないお金は、存在しないのが、簿記の世界。
なので、入ってきたお金や出ていくお金がどのグループなのか、
を知っていなければなりません。
「太郎さん、入りました」
「あ、じゃあ、アジア部族の日本部屋にお通しして」
みたいな感じです。
なので、部族内の小部屋がどんなものがあるか、は、覚えないとですね。
この小部屋を「勘定科目(かんじょうかもく)と呼びます。
資産は、すぐ使えるお金、物
資産の勘定科目を書き出してみます。
現金 →他社からの小切手も現金
小口現金 →各部署に預けて管理を任せておく現金
当座預金 →自社の小切手や手形の支払はこちらから行う
普通預金 →現金払と普通預金からの支払・入金は、仕訳で明記します
定期預金
受取手形 →他社からもらうお金に変えられる手形
売掛金 →商品売上のツケ払い
クレジット売掛金 →クレジット払いの売掛金
電子記録債権 →電子記録上の貸したお金(返してもらえる)
繰越商品 →前年の残り、あるいは当年の残りの商品
差入保証金 →不動産の敷金など
貯蔵品 →未使用の印紙や切手を期末決算で、仕訳を振替する
役員貸付金 →役員に貸したお金
従業員貸付金 →従業員に貸したお金
手形貸付金 →手形から借りたお金
未収入金 →まだもらっていないお金
前払金 →先に払ったお金(手付金)
立替金 →本来なら他社が払うはずの発送料などの立替金
受取商品券 →代金の代わりに受け取った商品券
仮払金 →出張旅費などの先渡し分
仮払法人税等 →法人税などの中間納付
仮払消費税 →購入の際、取引相手に支払った消費税
前払費用 →先に支払った費用
未収収益 →まだ受け取っていない収益(次年度まとめ払いの受取家賃の当年度分など)
建物 → 減価償却費と減価償却累計額を計算する事になる
備品 → 減価償却費と減価償却累計額を計算する事になる
車両運搬費 → 減価償却費と減価償却累計額を計算する事になる
土地 →減価償却はしない
商品 →まだ売れていない商品
画像イメージで、覚えるの、おすすめ!
特に好きなのは、減価償却費ってヤツ。
ものを持ってたら、どんどん価値が下がる。
その下がる分を、物の価値値段から毎年引いていく。物をリニューアルしたら、価値が復活した分だけ、物の価値値段に足す。
物の価値値段は、税金にも関係してくる。
人間でも、油断すると、毎年減価償却されてるよね、、、
人間の場合、価値値段アップは、意図的にしていかないといけないですな。