#ソムリエくん の好きなワイン~ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ~
こんにちは!
本日から新たな試みで自分の好きなワインを週に1回のペースで投稿していこうとおもいます。
理由は2つあって、1つは自身の強みであるワインに対してのアウトプットを増やし、知識のアップデートを図ること。
もう1つは、自社のECサイトをパワーアップさせていくことです。
2022年からは飲食店だけでなく、ワインの小売、ECの認知を増やしていきたいと考えているからです。
第一回はやっぱり自分の一番好きなワインである『ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ』をご紹介したいとおもいます。
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『ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ』とは
ブルネッロはイタリアのトスカーナ州のモンタルチーノ村で造られる最高級ワインの名称です。モンタルチーノ村で下記の規定をクリアすると、『ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ』と名乗ることができます。
リゼルヴァを名乗るには瓶熟成が6ヶ月と定められています。
対して『ロッソ・ディ・モンタルチーノ』は収穫翌年の9月1日からリリース可能なので、若いうちから楽しむことができます。
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『優美なワイン』とはまさにブルネッロのこと
「優しく美しい」と書いて「優美」。ブルネッロはまさに優しくて美しいワインというのが個人的な印象。
初めて飲んだときのことは今でも忘れない。
まず香りが本当に最高。ずっと嗅いでいたい。グラス中に様々な香りが飛び交う。煮詰めたいちごのようなチャーミングな香りがあるのにも関わらず、しめった森の中にいるような陰のトーンの香りや、きのこや土っぽいアーシーな香りも感じる。
この魅惑的な香りにまず心を鷲掴みにされる。
そして口に入れてみると、なんとも心地の良い柔らかくて優しい赤系の果実味、そして細くも長く続く酸、総じて上品な味わい。あーこのまま一生飲んでいたい。そう思わせるこのブルネッロの魅惑さ。
女優に例えると、僕の中では石原さとみ。
歳を重ねることで色気を手にし、フレッシュさと上品さ、そして魅惑的なエロスな要素も感じるまさに今の石原さとみのようなワインだ。
上品な味わいだが、真ん中にしっかりと芯があり、どこか力強さも感じるブルネッロ。歳を重ねるごとに柔らかくなりつつも、真ん中の芯の部分は変わらず熱くあり続ける。そんなブルネッロのような男になりたいと思っている #ソムリエくん です。
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おすすめの『ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ』
まずブルネッロを飲む上での難点は「高い」!
最高なワインではあるが、普段飲みできる価格ではない。
そんなブルネッロを手頃な価格で飲めるこのワインをまずは紹介したい。
①カステッリ・マルティノッツィ
マルティノッツィのブルネッロは5,000円という破格の値段で楽しむことができるだけでなく、そのクオリティも本当に素晴らしい。モンタルチーノ村でも最古の造り手。まずは手頃なブルネッロから飲んでみることをおすすめする。
②ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ2016/ラ・チェルバイオーラ
わずか4haの畑から極少量のみ生産される「幻のブルネッロ」。赤系果実のチャーミングさより、土っぽさやきのこ、森林系の陰のトーンを強く感じる多様なアロマが飛び交う印象。このワインはVTは違うが、前職のワイン商社を退社する日に上司に飲ませてもらったワイン。飲んだ場所は普通の居酒屋っだったけど、半端じゃなくおいしかった想い出のワイン。
③ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ/サン・ジュゼッペ
僕の中で間違いなくNo1のワインはサンジュゼッペ。
ビオディナミで造る究極の自然派ワインのサンジュゼッペだが、それを全く感じさせない味わい。ビオ系ワイン特有の嫌な感じは一切なく、本当においしいビオワインをぼくに教えてくれた造り手だと思っている。
モンタルチーノ南部で造られるサンジュゼッペのワインは柔らかさとチャーミングさが全面に出ていて、本当に衝撃的においしい。間違いなくぼくの中でオンリーワンのワイン。なかなか市場に出回っていないワインなので、飲める機会があるなら絶対に飲んでほしいワイン。
ロッソも瓶塾22ヶ月とブルネッロとほぼ同品質。個人的にロッソ09を持っているので、そろそろ機会を見て飲んでやろうと思っている。
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いちばん情のあるワインなので長くなってしまったが、軌道修正しながら面白いワイン紹介ブログをしていけたらと思っている。
ではまた来週!
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