なぜワインはここまで世界的に広まったのか。
ワインの歴史は非常に古く、6千年くらい前からすでに存在していたとされている。人類の文明の発達に貢献してきたワイン。
そんな中でなぜワインがここまで広まったのか。
わからない方のほうが多いと思います。
ビジネス、文化、芸術、食、歴史、あらゆる観点でも注目され続けているワイン。今日は歴史を遡りながらかるーく書いていきたいと思います。
このnoteを見れば、なぜワインがここまで広まったのか、ざっくり理解できるようにしておきます。
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なぜワインが広まったのか。
紀元前3千年ころにワインはエジプトへ渡り、一般の人にとっては水の代わりとして、クレオパトラなど王族にとっては美容のためとして、人々の生活に浸透していきました。
「エジプト壁画 ワイン」って調べると、ブドウを収穫している絵や、圧搾している絵が出てきた。やっぱ歴史っておもろい。
この頃からワインは人々の生活に浸透していたってことがわかる。
そんな中でフランスに初めてワインが伝わったのは、ローマ帝国時代。
ローマの政治家であり軍人のジュリアス・シーザーとかいうやつの影響が大きかったと言われている。
ヨーロッパ各地を侵略していくシーザーが、痩せた土地でも栽培が容易なぶどうの特徴を活かし、遠征の先々でぶどうを植え、地元の人々にワイン造りを教えていった。
食べ物を十分に確保できない兵士たちのために、栄養補給として各遠征先でワインを与えていたみたい。お腹へってるときにワイン飲んだらめちゃくちゃ酔っ払うやん!とは思ったけど、そうみたいです。
そんなワインの存在価値が最も大きくなったのは、「イエス・キリスト」の登場から。イエスは最後の晩餐で「ワインは私の血である。」という言葉を残したことから、ワインは単なる飲み物ではなく、聖なる飲み物として扱われるようになる。
キリスト教の布教とともにワインはヨーロッパ全域に広がり、各地で教会が建てられた。よくブルゴーニュなどで修道院でワインが醸造されているが、これが理由だったんスね。
ワインは当時の修道院や教会の運営を助ける立派なビジネスになっていった。そして、その資金で多くの宗教芸術が生み出されていったという流れ。
人類の歴史にワインが深く関わっていることがこれだけでもよくわかるな。
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なぜフランスワインがここまで広まったのか
ワインを語る上で、やっぱり外せないのがフランスワイン。
次回はこのワインの歴史の流れから、なぜフランスワインがここまで注目されることになったのかを書いていこうかなと。
18世紀に入ると、ヨーロッパの王侯貴族の間でワインは一大人気となります。「誰がより良いワインを持っているか」と貴族同士で争うようになり、ワインはこの頃から単なる飲み物ではなく、所有物として「財産」として扱われるようになり、壺保存からコルク保存という熟成保存できるように変わっていった。
その中でもフランスワインがここまで発展した大きな理由は、フランスが産地のブランドを守るために設けた「AOC法(原産地呼称法)」を制定したことから。
その他にも地理的な理由、歴史上の経緯など様々な需要が隠されているので、今回はここまで。
次回はフランスワインの歴史について少し書いていきたいと思います。
ではまた!!
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