GWに何かしなくては、という焦り
GWが始まってしまいましたね。
いつまでが仕事で、いつからがGW!みたいなの、なんかかっこわるい気がしているけどね
いつだってやりたいことをして、ワークとライフはバランスを取るのではなく、ハーモニーさせていきたいよね
でも、5月になって、しかも今日はポカポカ陽気で春の匂いがしているから、少し新鮮ないい気分で午前中をすごせたな
何かしていないといけない気がする
春の大型連休は、少し世間と時期をずらしながらも一昨年は屋久島、去年は沖縄に行っていて、どこにも出かけないのは久しぶり
今年はGWが始まる前から「GW何しよう、、焦」という気持ちが自分の中にあるのを感じていた気がする
外出自粛の中でお菓子作りやパン作りが流行ったりしているけど、「何もしない」はきっと人間にとってストレスなんだね
つまんないとか、飽きるとかもあるけど、何もしないと、人生が前に進んでいかない気がするというか。不安や恐怖に近い感情がある気がしている
本当の「春のパン祭り」、爆誕
ロックダウンが続くロンドンでは、BBCパン作りレシピコンテンツの閲覧数が700%も上がっているらしいよ、日本だけでなく世界中で、明らかに普段パンを作っていない人もパン作りに励んでいる、やはり皆何かしらをしていたいらしい
でも果たしてパンを作ることで人生は前に進むのだろうか、いや、でもパン作りもインスタに上げて承認欲求を満たす道具にしてさえいなければ、「何もしていない」の範疇かもしれないな、わからぬ
パンを作る私、運動する私…外出禁止でも「何かやっている自分」をアピールしたい人たち
あ、いや、やっぱり皆SNSに上げているらしい、皆 #春のパン祭り ってタグつけてSNSにアップしたらどうでしょうか
おにぎりアクションみたいな感じで何かやれたらいいのにね、楽しくパンを作って、SNSにアップする大義も生まれ、そして知らぬ誰かの助けにもなれる、みたいな。だれか、おねがいします
忙しさ、という精神安定剤
学生でアルバイトと自己研鑽に明け暮れていたころ、スケジュールがパンパンに詰まっていることに喜びを覚えていた時期があった
「社会から必要とされているんだ」「未来に向けた努力貯金ができているんだ」みたいな安心感を得られて、忙しさが精神安定剤になっていたんだよね
歳をとるにつれて肩の力も抜け、今は全くそんな風に思っていないけれど、でもやっぱり「何かしていないと、このまま何者にもなれず、何も成し遂げられず、何も満たされないまま人生を平坦に終えるのではないか」みたいな気持ちがある
そもそも、「何者かになりたい、なれる」と思っているのが間違いな気がするが
Doing nothing often leads to the very best something.
結構有名なプーさんの言葉、「"何もしない"はしばしば最高の何かにつながるんだ」
今年のGWはこの言葉を胸に、どうか焦らずにいたい
焦りに引っ張られてよく分からない自己研鑽に手を出すのではなく、本当にやりたいことを考えて、休みなんだから身体を休ませつつ、日々豊かに過ごしていきたいな
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最近はツイッター警察活動が忙しめです