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HOS生駒北スポーツセンター ラグビー教室

昨日は奈良県生駒市のHOS生駒北スポーツセンターにてラグビー教室を行ってきました。ラグビー普及活動としての取り組みです。
せっかくの機会なので、こういったイベントがどういった流れで進むのか簡単にご紹介します。

ラグビー普及活動の流れ

もちろんのことですが、イベントには主催者が存在します。ラグビーの公式戦は日本ラグビーフットボール協会、ワールドカップはWorld Rugbyというように、こういったイベントにも主催者がいます。
多くのイベントは実施するスポーツグラウンドを保有する自治体、または自治体からグラウンドの管理を依頼されている指定管理会社になります。
今回の場合は生駒市からスポーツセンターの管理を依頼されているHOSという会社が主催者になります。
他にも商業施設がイベントとして実施したり、学校関係からの依頼なども過去に対応してきました。

私はこういった主催者からイベントの内容について相談を受け、プランニングします。簡単には下記の内容です。
・講師とアシスタントの手配
・用具の手配(多くの施設はラグビーボールを持っていない…)
・大まかなタイムテーブル、内容を講師と調整
・不測の事態の対応
主催者からすれば、場所を用意して人集めだけ頑張れば、あとは滞りなく進めてくれるという点で私の立場を活用していただいています。
簡単に言えばラグビーのイロハがわからないので、通訳をするというイメージです。

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(イベント前に事前打ち合わせしているところです)

今回の普及活動

奈良県は直接的にラグビーワールドカップに関わることはありませんでしたが、ご存知の通り高校ラグビーでは名門2校(御所実業、天理)、大学ラグビーも天理大学が全国的に活躍していることもあり、関心は低くはありません。

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今回は裾野を広げることを目的に幼児~小学生世代にフォーカスしたラグビー教室を実施しました。
講師は地元生駒で少年ラグビーも指導されている近鉄ライナーズの佐藤幹夫コーチに依頼。学齢別に3コマに区切って、内容を少しずつ変えながら実施しました。
低学年は主にボールに触れることを目的にボールゲーム、タグを取られずに相手の間を抜くという「トライを取る感覚」を持ってもらうことも重要です。
中学年はコミュニケーションとパスが重要です。今回は参加12名中、6名が経験者で、6名が初心者でした。経験者の子にリードしてもらって、初心者も楽しめるように工夫しました。パスのシーンになるとどうしても経験者で回してしまうので、こういった場面はアクセントとして大人(コーチ)に入ってもらって、初心者にもボールが回るようにします。
高学年はこういった体験イベントへの参加が少ないのが現状です、すでに何らかのスポーツに取り組んでいる子が多いからです。今回は経験者4名が参加ということで、佐藤コーチも普段チームではしない練習をあえてやっていただきました。
多くの子どもたちの笑顔と「楽しかった」という声を聴くことが何よりの喜びです。

ワールドカップ後、実際どうなん?

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私がこういった普及活動に取り組み始めたのは2014年頃からですが、経年変化で見ても今年のリアクションは桁違いです。ずっと続けてきてよかった(笑)
これまでは、半ば無理やり「楽しいよ」って怪しい誘い文句で体験してもらい「楽しかった!」で終わっていたのですが、最近は「ラグビーすること決めてるねん」って声も聞こえるようになり、改めて日本代表の活躍に頭が下がるところです。
こういった活動のサポート、アドバイスは喜んでさせていただきますので、興味関心がありましたらお知らせください。