【誰得】変な法人名をつけて、後悔したシチュエーション3選

僕は今まで法人を日本で2社、フィリピンで1社設立したことがあります。

日本1社目...
・太陽光関連設備の卸販売
・太陽光発電所の管理

日本2社目...
・民泊ビジネス
・民泊facebookコミュニティ運営

こんな事業をやっていました。

1社目に会社を作った時、あまり変な名前はつけないようにしようと思い、なんとなく守りにいった社名をつけたので、2社目の会社名は自分が心からつけたかった会社名にしようと思い、悩んでつけた会社名が、

「カブトムシコーポレーション」

という会社でした。

法人登記

当時の写真。
(こんな真面目そうな格好して、カブトムシコーポレーションとかいう意味不明な会社名を書いてます。闇が深いです)

遊び心もあって、イケてるだろうと思った当時のセンス、本当に恐ろしいです。

表題に戻りますが、カブトムシコーポレーションという会社にして心から後悔したエピソードを3つ紹介したいと思います。

1.親に書類を見られた時


法人を登記する時、法人の登記場所を決めるのですが、僕は1社目も2社目も実家にしていました。

僕はこんな恥ずかしい会社名の法人を爆誕させてしまったことを親にカミングアウト出来ていませんでした。

新規の法人を建てると、訳のわからない会社たちから一斉にハガキの営業を受けます。

そこで実家にハガキが届き、親から「カブトムシコーポレーションってなに?」と真顔で聞かれたときの僕の恥ずかしさ。わかる人いますか?いませんよね。

基本的に超強靭なメンタルな僕が恥ずかしさによって死にたくなった、数少ない経験の1つです。ちなみに思い出せるもう1つは高校卒業の時、意味不明なラブレターを8枚くらい書いたことです。もしそのラブレターがメルカリに出されていたら7万までは出すと思います。思い出すだけで血液が沸騰します。

2.銀行で順番待ちをしている時


横〇銀行、厚〇支店の方、本当に申し訳ありません。銀行事務の方が恥ずかしそうな声で、

「カ、カブトムシコーポレーションの方~?」

と聞く姿、とても忘れることが出来ません。5年ほど前ですが、昨日の事のように蘇ってきます。

ちなみに呼ばれた僕も、超赤面しながら、蚊の鳴くような声で、

「ハィ...」

と返事したこと、こちらも忘れられません。5年越しにもう1度謝ります。ふざけた会社名の法人を作ってしまい、本当に申し訳ありませんでした。

3.名刺交換をする時


当時の自分が何を考えていたのか、まったく意味が分からないのですが、ちょっと別軸で新規事業を作ろうとしていた時も、このカブトムシコーポレーションの名刺を出していました。名刺のせいで、

「カブトムシなどを輸出されているのですか?」
「神奈川県(実家住所)にもカブトムシはいらっしゃるんですか?」

など、普通の法人がまず受けることのない質問を受けました。

そんな具合の話はまだ良いのですが、一瞬で、

この取引終わったな

と思ったこともありました。空気がバグってました。民泊以外の新規事業を作りたかったのですが、まったく上手くいきませんでした。法人名が原因だったことで話が進まなかったことも1%くらいあるかもしれません。

まとめ


何をまとめたらいいかわかりませんが、1つだけ言えることがあります。

名前は大事

という事です。
自分が恥ずかしくなってしまう社名をつけると、そこで働く社員の方も、同様に恥ずかしくなってしまいます。また取引先の方、親なども恥ずかしくなってしまいます。

その反省を活かし、フィリピンで作成した法人は、ちゃんとした名前を付けることが出来ましたし、自分の娘の名前もキラキラネームからほど遠い、名前を付けることが出来ました。

今、起業準備中の方。変な名前はおすすめしません。

ちなみにカブトムシコーポレーションは民泊事業の撤退とともに、休眠に入りました。まるでカブトムシのように冬眠しています。

いつかカブトムシコーポレーションがもう一度羽ばたけるような世界が来るまで、ひたすらこの世界の変革を待ちたいと思います。

ご拝読、ありがとうございました。

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