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自己紹介

 私は、20年以上、サイコセラピストとして対人援助の仕事に就いてきました。これまでの私は、カウンセリングという営みを通じて体験から学ぶという人生を歩んできました。これからは、自分が言葉を紡ぎ出し、創造し、表現するために詩的な旅に出ようと決意しました。このような気持ちになったきっかけとなる映画があります。それが、ジム・ジャームッシュ監督、アダム・ドライバー、ゴルシフテ・ファラハニ主演のパターソンという映画でした。

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あらすじ
ニュージャージー州パターソンに住むバス運転手のパターソン。彼の1日は朝、隣に眠る妻ローラにキスをして始まる。いつものように仕事に向かい、乗務をこなす中で、心に浮かぶ詩を秘密のノートに書きとめていく。帰宅して妻と夕食を取り、愛犬マーヴィンと夜の散歩。バーへ立ち寄り、1杯だけ飲んで帰宅しローラの隣で眠りにつく。そんな一見代わり映えのしない毎日。パターソンの日々を、ユニークな人々との交流と、思いがけない出会いと共に描く、ユーモアと優しさに溢れた7日間の物語。

この映画は何気ない日常の中から生まれる死と再生の物語であり、本当に人生が面白くなるのか、つまらなくなるのかは人生の捉え方次第であることを私に教えてくれました。ジム・ジャームッシュ監督の印象的な言葉があります。

「詩を書いたからといって詩人になるわけではない。詩的な生き方をすることが大切なのである。」

 言葉で人とやりとりすることを生業にする者として 今度は自分のために これまで以上に言葉と向き合い 表現することで自分と向き合い 人と繋がり 成長するために私は詩を書こうと思い立ちました。 

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私が詩を書くということについて

私は今日から生きるために詩を書くことにした
なぜなら 人よりも感じることが苦手だから
しっかりと物事をみつめる力が弱いから
五感で取り入れたものを栄養にして 言葉にする力が足りないから
言葉を使って 人とつながる力が弱いから
自分の力で自由に生きていくことで 周りの人を傷つけることがないように
私は今日から 詩人になろうと思う



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