密かな愉しみ
最近、毎朝のルーティンを始めた。
日々の小さな楽しみや幸せ、
感謝の気持ちを思うままにただただ書くと言うもの。
最初は良かったが、1ヶ月経ち、2ヶ月経ち、次第に自分の思考が複雑に絡み合って悪魔の囁きが始まった..。
『これって本当に書く意味ある?』
『毎日同じこと書いてるみたいですけど。つまらなくない?』
なんて具合だ。
そうすると次第に書くのが億劫になってきて…通常、そこでだいたいこの段階で手放してしまう、諦めてしまう。
でも今回は少し視点を変えて
『うまく書けないのなら、何があれば良い?』
と考えてみた。
ー
『心地よさがあれば良い、楽しめれば良い』
そんな心の応えに、自分が好きな『英語』で再挑戦を試みる。
すると、あらまあ、不思議….!!!
心がスーっと落ち着いて、スラスラと書けるようになってきた。
そして何度同じことを書いても心地よく、
心が満たされて軽くなっていく感覚….。
そもそも私の場合、英語は好きだが母国語程書けないし、話せない。
だから『こそ』なのかもしれない。
シンプルに考えて、シンプルに書くことができる。
ー
昔から英語が好きだった。
好きが高じて仕事でも比較的使う機会に恵まれてきた。
でもここ何年も、出産や子育てなど、ライフステージが変わるとともに
英語を使う機会がめっきり減ってしまっていた。
いつかはもう一度仕事で英語を使って充実した日々を送りたい__
そう願っていた気持ちが、今、思わぬ形で満たされていることに
自分自身がびっくりしている。
『仕事で英語を使うこと』が自分が満足感を味わえる方法だと
勝手に自分で思い込んでいたけれど、
それは単なる『思い込み』でしかなかったようだ。
自分が大切にしたい感覚は、実はもっと身近にあって、
純粋に英語を通じて『楽しむ』ことや
『喜び』を感じることだった…。
英語で気持ちを書き綴るというひょんな事から、
そんな純粋な自分の気持ちを知り、
新たな自分の一面を知る機会にめぐり合いました。
いつまでこのルーティンが続くかは正直わからない。
でも、シンドイ状況からでも自分なりのちょっとした『心地いい』を見つけ出せれば、そこに寄り添うことで、今の自分を少しずつ楽しむことができるんだなあと。
自分にとっての心地よさやささやかな愉しみは
日常の意外な場所にまだまだ沢山隠れているのかもしれない。
皆さんは日常で、どんな愉しみ方してますか?
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