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武田と同じマンション・ビルに住むレースクィーン・板垣陽子のチームメイト・浅間唯をアフタヌーンティーに連れて行って欲しいと板垣に頼まれ、日比谷のゴジラ前で待ち合わせをした。 いかにもレースクィーンという感じで女性が携帯電話と日比谷ミッドタウンの間に視線を往復させながら待っていた。 写真を送られてきていた武田から声をかけた。 武田「浅間さん? 浅間唯さんでしょうか?」 浅間「はい、浅間です。 はじめまして! 今日はありがとうございます。 ラデュレのアフタヌーンテ
武田とのぞみは窓から見える景色が刻一刻と変化していくのを楽しんでいた。 のぞみ「すごい大きいってことよね?」 武田「東洋一だからね」 のぞみ「どれくらいあるの?」 武田「634メートルだったかな」 のぞみ「あ、聞いたことあるわ。武蔵の国のムサシから634メートルよ」 武田「643ね、なるほど」 武田がスカイツリーから目を放し、のぞみを見ると、彼女の顔が嬉しさで溢れていて、本当に来たかったのだと実感した。
フルーツがあるといいね パフェとまた違ってね 酸味がちょうどいい口休めになるわ このクリームのお菓子、口当たりが良くて そうそう、このお皿、あのブランドね そうだよね、いい食器で飲むのも大事だよね (ノンアルコールのスパークリングワインをのみながらのぞみが) ねぇ、日が暮れてきたよ!きれい!!